国事に殉じた県出身の英霊や、殉職自衛官・警察官・消防士などを祀る
[住所]鹿児島県鹿児島市草牟田2-60-7
[電話]099-226-7030

鹿児島縣護國神社(かごしまけんごこくじんじゃ、鹿児島県護国神社)は、鹿児島県鹿児島市草牟田にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

鹿児島神社の隣に鎮座する。明治維新以降の国事に殉じた鹿児島県出身の英霊や、殉職した自衛官、警察官、消防士など約7万7000柱を祀る。

明治元年(1868年)、明治天皇から与えられた鳥羽・伏見の戦いの戦死者を祀るための金500両により創建された靖献霊社(いさたまれいしゃ)に始まる。

当初は照国神社の右手横(現在の戊辰駐車場)に鎮座していた。明治8年(1876年)に鹿児島招魂社に改称、昭和14年(1939年)に現社号に改称した。

戦後の昭和22年(1947年)、軍国主義施設として廃止されるのを免れるため、薩隅頌徳神社(さつぐうしょうとくじんじゃ)に改称し、翌23年に現在地に遷座、同26年(1651年)に現社名に復した。

昭和37年(1962年)5月に当時の皇太子同妃が参拝。昭和47年(1972年)10月には昭和天皇皇后が親拝。

平成19年(2007年)4月には特攻勇士の像が建立された。

例祭は春季が4月13日、秋季が10月13日。7月31日と8月1日の午後6時からはみたま祭(六月灯)が行われ、境内に灯ろうや提灯をかざり、他に神賑行事が行われる。8月15日は大東亜戦争戦没者慰霊祭で、御神楽が奉奏される。

【ご利益】
護国の神、平和繁栄の神(公式HP
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