源頼朝と鶴岡八幡宮までの、清和源氏発祥からの関わり深い三神社
源氏三神社(げんじさんじんじゃ)は、武家で、後に全国を統治する為政者の主流となる源氏の発祥に関わる三つの神社の総称である。源氏三社とも。これらを経て、鶴岡八幡宮のある鎌倉を拠点としたのが、源頼朝である。
まず、京の六孫王神社で祀られているのが、清和天皇の第六皇子である源経基であり、清和源氏の祖。その子が源満仲であり、摂津の多田神社の御祭神で、いわゆる多田源氏、武家の系統となる。
満仲の三男が源頼信で、源頼義の父。頼義は八幡太郎義家の父であり、いわゆる河内源氏で、この三代、頼信・頼義・義家が壺井八幡宮の摂社である壺井権現社の御祭神。壺井八幡宮は頼義が石清水八幡宮から勧請したもので、また、鶴岡八幡宮へ勧請したとされる。
義家の子の義親から、為義、義朝と続き、その後に頼朝・義経の兄弟が出るという系譜。頼朝が鶴岡八幡宮を氏神として重要視したことは知られており、つまり、鶴岡八幡宮までの源氏と神社の前史がこの三社に集約されていることになる。
[説明]社殿は宝永年間、例祭は宝永祭
[社格]郷社 - 京都十六社朱印めぐり
[住所]京都府京都市南区八条町509
[電話]075-691-0310
[説明]「源家祖廟」として一貫した崇敬
[社格]県社 - 別表 - 国の史跡 - 初詣
[住所]兵庫県川西市多田院多田所町1-1
[電話]072-793-0001
[説明]鶴岡八幡宮の勧請元、頼朝へ
[社格]村社
[住所]大阪府羽曳野市壺井605
[電話]072-956-2824
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まず、京の六孫王神社で祀られているのが、清和天皇の第六皇子である源経基であり、清和源氏の祖。その子が源満仲であり、摂津の多田神社の御祭神で、いわゆる多田源氏、武家の系統となる。
満仲の三男が源頼信で、源頼義の父。頼義は八幡太郎義家の父であり、いわゆる河内源氏で、この三代、頼信・頼義・義家が壺井八幡宮の摂社である壺井権現社の御祭神。壺井八幡宮は頼義が石清水八幡宮から勧請したもので、また、鶴岡八幡宮へ勧請したとされる。
義家の子の義親から、為義、義朝と続き、その後に頼朝・義経の兄弟が出るという系譜。頼朝が鶴岡八幡宮を氏神として重要視したことは知られており、つまり、鶴岡八幡宮までの源氏と神社の前史がこの三社に集約されていることになる。
清和源氏始祖を祀る 六孫王神社
[説明]社殿は宝永年間、例祭は宝永祭
[社格]郷社 - 京都十六社朱印めぐり
[住所]京都府京都市南区八条町509
[電話]075-691-0310
清和源氏武士団発祥 多田神社
[説明]「源家祖廟」として一貫した崇敬
[社格]県社 - 別表 - 国の史跡 - 初詣
[住所]兵庫県川西市多田院多田所町1-1
[電話]072-793-0001
八幡太郎義家居住地 壺井八幡宮
[説明]鶴岡八幡宮の勧請元、頼朝へ
[社格]村社
[住所]大阪府羽曳野市壺井605
[電話]072-956-2824
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