1945年までに22社もの官祭招魂社が創建された山口県の指定護国神社
[住所]山口県山口市平野2-2-1
[電話]083-922-2027

山口縣護國神社(やまぐちけんごこくじんじゃ、山口県護国神社)は、山口県山口市平野にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

日清戦争以降、山口県出身の殉国の英霊を慰霊するため、明治36年(1903年)、防長靖献会を設立して、以後毎春、現在地の南に隣接する桜畠練兵場で盛大な招魂祭を斎行したことに始まる。

山口県では、慶応元年(1865年)に藩命により創建された桜山招魂社を始めとして、 以後明治元年までに16社もの招魂社が県内各地に創建された。

その後も、県内には招魂社建立が相次ぎ、昭和20年(1945年)までには22社もの官祭招魂社が創建された。そうした招魂社は、合併された1社を除いて、すべて現在も社殿が維持され祭祀が続けられている。

当社は、昭和14年(1939年)、招魂社制度が整備され、県内一円を崇敬者区域とする招魂社を創建することになり、社殿の造営に着手、昭和16年(1941年)8月に現社殿が竣工した。

内務大臣より指定を受け、現社号となった。同年11月26日、山口県出身の英霊7158柱を合祀し、翌27日に鎮座祭が斎行された。

以来、幾多の事変、戦争で亡くなられた山口県出身の英霊を合祀し、慰霊の祭祀を続けている。

境内には、平成7年4月に「山口県戦没者妻」により建てられた母子像、満蒙開拓青少年義勇軍の慰霊のための拓魂碑、陸軍少年飛行兵の慰霊他のための少飛碑、藤233連隊碑、忠魂碑、殉国烈士碑などがある。

例祭は春季が4月29日、秋季が11月3日で、いずれも慰霊大祭。8月8日に献灯みたま祭が斎行される。

【ご利益】
交通安全、家内安全、安産、厄除け、健康祈願など(公式HP
山口縣護國神社 - 1945年までに22社もの官祭招魂社が創建された山口県の指定護国神社
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