資生堂初代社長が豊川稲荷から勧請した事業成功の神
[住所]東京都中央区銀座7-5 資生堂本社
[電話]-

成功稲荷神社(東京都中央区)(せいこういなりじんじゃ)は、東京都中央区銀座7丁目の資生堂本社にある神社。

普段は非公開。通常、御朱印の有無は不明だが、銀座八丁神社めぐりの一社であり、毎年11月初の期間中には公開され、スタンプを頂ける。

御祭神は満金龍神成功稲荷。

昭和2年(1927年)、資生堂が株式会社として発足、その際の初代社長である福原信三が豊川稲荷から勧請したのが始まり。

信三は、資生堂の創業者・福原有信の子であり、名前が示す通り三男だが、長男・信一は病弱で、次男・信二も早逝したため、後継ぎとして育てられた。

明治41年(1908年)に米国・コロンビア大学薬学部に留学。帰国後に兄の信一とともに資生堂の事業を進める。

資生堂を本格的に化粧品事業へ移行させた立役者で、意匠部(現在の宣伝部)を日本で初めて設けるなど、現在にも通じる資生堂のビジュアル重視の礎を築いた。

信三と豊川稲荷との関係は不明だが、豊川稲荷は明治の世に完全に寺院となっており、稲荷と称していても、実態は荼枳尼天(だきにてん)系の稲荷となり、伏見稲荷大社の系列とは違う。

商売繁昌、事業成功にご利益があるとされている。

【ご利益】
商売繁盛・事業成功
成功稲荷神社(東京都中央区) - 資生堂初代社長が豊川稲荷から勧請した事業成功の神
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