神話をひも解きながらめぐる 神社の旅 (祥伝社黄金文庫)
・刊行:2015/10/9
・著者:合田道人
・出版:祥伝社

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パワースポットや御朱印ブームもあり、いまや名のある神社では神社女子や御朱印女子の姿をよく見かける。

小社の『全然、知らずにお参りしてた神社の謎』のヒットが示すように、神社めぐりはいまや一時的なブームではなく女子たちの間に定着したといえる。

そして、そのような女子たちの間から聞こえてくるのは、「ご利益を授けてくれる神社に祀られている神様のことがよくわからない」「どんな神様なのか知らずにお参りしてる」というような声だ。

実は神社に祀られている神様は『古事記』や『日本書紀』に登場する神話の神々が多い。

神話を知っていれば、さらに神社めぐりが楽しくなる。『古事記』や『日本書紀』という名前は知っていても難しいそうで読んだことはないという方も多いかもしれない。

でも、そこに登場してくる神々は実は決して聖人だけではなく、乱暴ものだったり、恋に悩んだりと人間臭かったりする。

そこで本書は記紀を中心とした神話、そこに登場するより神々をわかりやすく読み解き、その神々をお祀りしている神社やそのご利益までを、神話や古代史がまったく分からない人でも分かるように、やさしくひも解いている。

さあ、神話の神々が祀られている神社めぐりの旅に出発しましょう。