千葉市、ニューギニアやフィリピンに英霊のための慰霊祭を奉仕する
[住所]千葉県千葉市中央区弁天3-16-1
[電話]043-251-0486

千葉縣護國神社(ちばけんごこくじんじゃ、千葉県護国神社)は、千葉県千葉市中央区弁天にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治11年(1878年)1月27日に柴原和初代県令の発起により、「千葉縣招魂社」として創建され、明治維新で亡くなった佐倉藩の安達直次郎盛篤ら16人の霊が祀られた。

昭和14年(1939年)、招魂社の制度が護国神社に改められるのに伴い、現社号に改称。昭和18年(1943年)4月には主務大臣により一県一社の護国神社として指定される。

元の鎮座地は千葉県庁公園内で、明治22年(1889年)に千葉神社境内に遷座したが、境内が狭いことから、昭和12年(1937年)より亥鼻山への遷座が進められた。

昭和18年(1943年)に新社殿が竣工し、同年4月19日に鎮座祭が行われた。しかし、昭和20年(1945年)7月、千葉市街の大半を焼失する戦災により、社殿を焼失した。

第二次大戦後は、軍国主義施設とみなされるのを防ぐ目的で頌徳神社に改称。主権回復後の昭和27年(1952年)に現社号に復称した。

昭和42年(1967年)9月30日、亥鼻山から現在地に遷座。平成8年(1996年)、神社本庁の別表神社に加列された。

昭和48年(1973年)10月には昭和天皇・香淳皇后、皇太子明仁親王・同妃美智子が親拝 ・参拝。昭和53年(1978年)10月、創立百年大祭を春季例大際に併せて斎行。また、平成23年(2011年)5月には特攻勇士の像が建立された。

例祭は春季が4月10日、秋季が10月10日。みたま祭が7月13日-16日に斎行される。

栃木県護国神社などと共催で毎年、英霊が散華したニューギニアやフィリピンなど異国の地に赴き、遺族また崇敬とともに現地で慰霊祭を奉仕している(参考)。

【ご利益】
世界平和、国家安寧・繁栄、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けなど(公式HP
千葉縣護國神社 - 千葉市、ニューギニアやフィリピンに英霊のための慰霊祭を奉仕する
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千葉縣護國神社の御朱印