1747年創建の関野天神社、正月には彩色画のうぐいすがなく伝承
[住所]東京都小金井市東町2-12-8
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天神社(てんじんじゃ)は、東京都小金井市東町にある神社。御祭神は菅原道真東京の天神さま32社の一社。御朱印の有無は不明。

関野新田の南方飛地(南関野)の鎮守だったことから、関野天神社として知られる。

江戸時代中期の享保7年(1722年)正月の創建と伝えられる。元文元年(1736年-1740年)12月の『関野神殿検地帳』によれば、関野南割天神社地長十五間横十間とある。

棟札によれば延享4年(1747年)12月28日に天神宮一宇建立、また宝暦7年(1757年)11月25日に天神宮上屋建とある。別当は真蔵院。

本殿は間口91センチ、奥行2.73メートル、拝殿は間口5.46メートル、 奥行3.64メートル。御神体は木像高さ30センチぐらい。大幟は天満宮とあり。

例祭は9月25目。本殿神扉内側に梅とうぐいすの彩色画がある。正月にはこのうぐいすが鳴くという伝承があり、初詣などでそれを聞いた人は幸せになれるという。

『新編武蔵風土記稿』に「天神社 除地一段歩。南の方、飛地の内にあり。上屋二間半に二間。中に小祠をおく。南向。例祭九月二十五日。南関野の鎮守なり」などとある。

境内に庚申塔・石橋供養塔がある。

【ご利益】
地域の氏神、学問・学業成就、開運
天神社(小金井市) - 1747年創建の関野天神社、正月には彩色画のうぐいすがなく伝承
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