岡山県総社市の神明遺跡で出土した弥生時代の銅鐸のつり手部分「鈕(ちゅう)」に、水が流れるような流水文という模様があることが、古代吉備文化財センターの調査で分かりました。通常、流水文は銅鐸の本体部分に用いられる模様で、鈕にあるのはまれ、全国で500個以上ある銅鐸のうち4例目と言います。産経新聞が報じています。
そもそも岡山県での銅鐸の発見が25年ぶり2例目という、極めて貴重なもので、話題になりましたが、その銅鐸が、全国でも4例しかない特徴的なものだというから驚きです。
銅鐸は謎が多く、軽々には言えないものではありますが、報道にあるように、「今回のものも近畿から入手した可能性が高い。神明遺跡と近畿につながりがあったのではないか」というセンターの渡辺恵里子総括副参事の指摘は重要だと思います。
今回のものは扁平鈕式で、弥生時代中期後半(紀元前1世紀ごろ)のもの。その時代の畿内と吉備の関係は極めて興味がそそられます。
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銅鐸は謎が多く、軽々には言えないものではありますが、報道にあるように、「今回のものも近畿から入手した可能性が高い。神明遺跡と近畿につながりがあったのではないか」というセンターの渡辺恵里子総括副参事の指摘は重要だと思います。
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