金峯山寺、醍醐天皇が道真流罪を冥土で苦悩しているのを聞いた日蔵が創建
[住所]奈良県吉野郡吉野町吉野山金峯山寺
[電話]0746-32-8371 - 金峯山寺
威徳天満宮(いとくてんまんぐう)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山の金峯山寺の境内にある神社。菅公聖蹟二十五拝の第7番。当宮としての御朱印の有無は不明。
御祭神は菅原道真公、境内末社として、厳島神社・朝原神社・稲荷神社がある。天満神社ともいい、社伝によれば、平安時代の天徳3年(959年)9月5日に鎮座。
今から1000年あまり昔、椿山寺(竹林院の前身)で出家した日蔵道賢(如意輪寺の開基)という僧が、大峯山中の笙の窟というところで修行中のある日、仮死して間魔宮へ行ってしまった。
そこで冥土をさまよっている天子の衣服を着けた人に出会ったので、訳を聞くと
『金峯山寺草創記』によれば、毎年二季、法華八講を、毎年10月2日には法華読誦がそれぞれ修せられたという。社前に享保13年(1728年)の石灯籠などがある。
現在の流造社殿は、桃山時代の建築で、豊臣秀頼の改修によるものと伝わる。県の指定文化財。平成10年(1998年)9月に当地を襲った台風7号により大被害を受けたが、平成13年(2001年)に復旧。
例祭は10月第3日曜日。
【ご利益】
所願成就、甦り・病気平癒、学問・学業成就

【関連記事】
・菅公聖蹟二十五拝 - 菅原道真や、その大宰府への左遷途上の足跡にゆかりのある神社
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
[電話]0746-32-8371 - 金峯山寺
威徳天満宮(いとくてんまんぐう)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山の金峯山寺の境内にある神社。菅公聖蹟二十五拝の第7番。当宮としての御朱印の有無は不明。
御祭神は菅原道真公、境内末社として、厳島神社・朝原神社・稲荷神社がある。天満神社ともいい、社伝によれば、平安時代の天徳3年(959年)9月5日に鎮座。
今から1000年あまり昔、椿山寺(竹林院の前身)で出家した日蔵道賢(如意輪寺の開基)という僧が、大峯山中の笙の窟というところで修行中のある日、仮死して間魔宮へ行ってしまった。
そこで冥土をさまよっている天子の衣服を着けた人に出会ったので、訳を聞くと
自分は延喜の帝(醍醐天皇)である。生前は善政を行ったつもりだが、ただ藤原時平の告げ口によって、菅原道真を九州の太宰府へ流してしまった。その罪によって死後の苦しみに会っている。生前、私が師と仰いだ上人よ。再び生き返って道真の霊をまつって欲しい。そうしたら私はこの苦しみから救われるだろう。と言ったという。そうして、日蔵はこの世に蘇った。日蔵上人は修行を終えると吉野山へ帰り、当宮を創建。
『金峯山寺草創記』によれば、毎年二季、法華八講を、毎年10月2日には法華読誦がそれぞれ修せられたという。社前に享保13年(1728年)の石灯籠などがある。
現在の流造社殿は、桃山時代の建築で、豊臣秀頼の改修によるものと伝わる。県の指定文化財。平成10年(1998年)9月に当地を襲った台風7号により大被害を受けたが、平成13年(2001年)に復旧。
例祭は10月第3日曜日。
【ご利益】
所願成就、甦り・病気平癒、学問・学業成就

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