東都七福神の関屋天満宮、千住七福神の弁財天、5年に一度の大祭
[住所]東京都足立区千住仲町48-2
[電話]03-3881-5271
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都足立区千住仲町にある神社。同名神社との混同を避けるために、仲町氷川神社、千住氷川神社などと呼ばれる。ただし、千住にはやはり複数の氷川神社がある。
御祭神は素盞嗚尊。相殿に大国主大神を祀る。参拝すれば、本社と、関屋天満宮、弁財天の御朱印が頂ける。
延喜年間(901年-923年)に現在地より南東の牛田寄りの元宮という所に祀ったのが始まり。
元和2年(1616年)に現在地に遷座し、千住掃部宿の氏神となった。境内社に東都七福神の関谷天満宮、千住七福神の弁財天がある。
遷座は、石出掃部亮の力によるものであり、遠江国から本木村に持ってきた観音像を祀っているという。
関所の関守大江道道知が祖先の廟を作り、天満天神を祀った。小名関屋にあった社を遷したとも。
これを後世の人が関屋天満と呼び、境内にある関屋天満宮碑は文化4年(1807年)、一敬斎路川の門人達によって建立されたもの。路川の書になる和歌も刻まれている。
菅原道真の自作とされる御神体の像があると言われているものの、不詳。
また、社内の古碑には「元応元年二月十九日、行年七十五歳、日朗」とある。元応元年は1319年、日朗は日蓮高足の門人とも言われるが、やはり不詳。
「関屋天神」「芦屋天神 千住大橋向」「千十掃部宿関屋」「席屋天神」など様々な表記をされながらも、江戸二十五天神の一社であろう。江戸期から明治期にかけての書籍である下記に記載され、江戸においてよく知られた天神の一社であった。
・東都御府内天満宮諸社(『菅丞相往来』)
・東都七天神(『菅神御一代文章』)
・御内府及び御内府近辺二十五天神(『天満宮御伝記略』)
・東京天満宮二十五社(『菅原大神千年大祭図会』)
現在、東京の天神さま32社の一社。
元禄2年(1689年)造立の弁天像供養庚申塔がある。境内にあった池の島に祀られていたものの、池を壊すにあたって池周辺の石で築いた岩に納められた。庚申信仰を兼ねた珍しい例である。
その他の境内社に、三峰神社、稲荷神社がある。
例祭は9月15日。四神旗に囲まれながら5年に一度の本社神輿宮出しが行われる。次回は2020年。
【ご利益】
厄除け、財運、縁結び・恋愛成就
【関連記事】
・東京の天神さま32社 - 東京梅風会の会員、リアルタイムの天神信仰の拠点、有力天満宮
・江戸二十五天神 - よく言われるのに資料のない不思議な菅公巡拝、東京の代表的な天満宮
・千住七福神(千寿七福神・足立七福神めぐり)とは? - 毎年元日から1月7日、2-3時間の散策
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
[電話]03-3881-5271
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都足立区千住仲町にある神社。同名神社との混同を避けるために、仲町氷川神社、千住氷川神社などと呼ばれる。ただし、千住にはやはり複数の氷川神社がある。
御祭神は素盞嗚尊。相殿に大国主大神を祀る。参拝すれば、本社と、関屋天満宮、弁財天の御朱印が頂ける。
延喜年間(901年-923年)に現在地より南東の牛田寄りの元宮という所に祀ったのが始まり。
元和2年(1616年)に現在地に遷座し、千住掃部宿の氏神となった。境内社に東都七福神の関谷天満宮、千住七福神の弁財天がある。
遷座は、石出掃部亮の力によるものであり、遠江国から本木村に持ってきた観音像を祀っているという。
関所の関守大江道道知が祖先の廟を作り、天満天神を祀った。小名関屋にあった社を遷したとも。
これを後世の人が関屋天満と呼び、境内にある関屋天満宮碑は文化4年(1807年)、一敬斎路川の門人達によって建立されたもの。路川の書になる和歌も刻まれている。
菅原道真の自作とされる御神体の像があると言われているものの、不詳。
また、社内の古碑には「元応元年二月十九日、行年七十五歳、日朗」とある。元応元年は1319年、日朗は日蓮高足の門人とも言われるが、やはり不詳。
「関屋天神」「芦屋天神 千住大橋向」「千十掃部宿関屋」「席屋天神」など様々な表記をされながらも、江戸二十五天神の一社であろう。江戸期から明治期にかけての書籍である下記に記載され、江戸においてよく知られた天神の一社であった。
・東都御府内天満宮諸社(『菅丞相往来』)
・東都七天神(『菅神御一代文章』)
・御内府及び御内府近辺二十五天神(『天満宮御伝記略』)
・東京天満宮二十五社(『菅原大神千年大祭図会』)
現在、東京の天神さま32社の一社。
元禄2年(1689年)造立の弁天像供養庚申塔がある。境内にあった池の島に祀られていたものの、池を壊すにあたって池周辺の石で築いた岩に納められた。庚申信仰を兼ねた珍しい例である。
その他の境内社に、三峰神社、稲荷神社がある。
例祭は9月15日。四神旗に囲まれながら5年に一度の本社神輿宮出しが行われる。次回は2020年。
【ご利益】
厄除け、財運、縁結び・恋愛成就
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