黄泉の国の光景・葉佐池古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」103)
・刊行:2015/10/2
・著者:栗田茂敏
・出版:新泉社

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愛媛県松山市の郊外、道後平野をみわたす丘陵上で未盗掘の古墳がみつかった。葉佐池古墳である。

1400年あまりの時をへて慎重に開けられた石室内には「記紀」が記す神代の説話、イザナキの黄泉の国訪問譚を彷彿とさせる光景がひろがっていた。

栗田茂敏(くりた しげとし)は1953年愛媛県生まれ。

1978年京都大学文学部中退後、松山市教育委員会、財団法人松山市生涯学習振興財団を経て、公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センターに発掘調査担当として勤務。

2015年現在、同センター専門嘱託員。