「天下の勇祭」鯨船行事で有名な、ヤマトタケル白鳥伝説が残る式内古社
[住所]三重県四日市市富田2-16-4
[電話]059-365-3574
鳥出神社(とりでじんじゃ)は、三重県四日市市富田にある神社。富田駅南、線路の西に接して鎮座する。主祭神は日本武尊、事代主命。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「鳥出神社(伊勢国・朝明郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
天照大御神、豊石窓神、大鷦鷯天皇、菅原道真、櫛岩窓神、波迩夜須毘古神、波迩夜須毘売神、応神天皇、天児屋根命を配祀する。
日本武尊が能褒野で死去した際、白鳥になって熱田神宮に向かった折、その白鳥がこの地に降り立ち、また飛び発ったところから「鳥出」と名付けられたと言われている。
能褒野から熱田に向かう、というのは、当社オリジナルの伝承か。
この地は富田御厨の地とされ神宮御厨の一つ。天正13年(1585年)以来、当社本殿の造営は伊勢の神宮(伊勢神宮)の式年遷宮の時の古殿の用材を拝領して行われる古例がある。
江戸期には「富田六郷の総氏神」として、崇敬された。しかし安永年間(1772年-1780年)の火災で、古伝などを焼失。
それまでの当社の由緒に関する記録は失われた。ただし、『延喜式』をはじめ、古典に頻繁に登場する神社であることは間違いない。
例祭日は8月14日。鎮火祭が斎行される。悪魔神を払い除き、氏子の無事息災を祈念するものだが、この神事の無事終了が、翌日の鯨取神事につながる。
8月15日に行われる鯨取神事は、「鳥出神社の鯨船行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定され、「天下の勇祭」とされる。
「鳥出神社の鯨船行事」は、富田の石取祭と同時に行う富田地区の夏祭りで、当社を中心に四日市市東富田町の町内と古川町自治会の町内で開催され、富田の夏祭りとも総称される。
【ご利益】
大漁満足、家内安全、無病息災、旅行・交通安全、武運長久

【関連記事】
・重要無形民俗文化財「鳥出神社の鯨船行事」 - 鯨突きが象徴する豊かな生活を祈念
・三重県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
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[電話]059-365-3574
鳥出神社(とりでじんじゃ)は、三重県四日市市富田にある神社。富田駅南、線路の西に接して鎮座する。主祭神は日本武尊、事代主命。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「鳥出神社(伊勢国・朝明郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
天照大御神、豊石窓神、大鷦鷯天皇、菅原道真、櫛岩窓神、波迩夜須毘古神、波迩夜須毘売神、応神天皇、天児屋根命を配祀する。
日本武尊が能褒野で死去した際、白鳥になって熱田神宮に向かった折、その白鳥がこの地に降り立ち、また飛び発ったところから「鳥出」と名付けられたと言われている。
能褒野から熱田に向かう、というのは、当社オリジナルの伝承か。
この地は富田御厨の地とされ神宮御厨の一つ。天正13年(1585年)以来、当社本殿の造営は伊勢の神宮(伊勢神宮)の式年遷宮の時の古殿の用材を拝領して行われる古例がある。
江戸期には「富田六郷の総氏神」として、崇敬された。しかし安永年間(1772年-1780年)の火災で、古伝などを焼失。
それまでの当社の由緒に関する記録は失われた。ただし、『延喜式』をはじめ、古典に頻繁に登場する神社であることは間違いない。
例祭日は8月14日。鎮火祭が斎行される。悪魔神を払い除き、氏子の無事息災を祈念するものだが、この神事の無事終了が、翌日の鯨取神事につながる。
8月15日に行われる鯨取神事は、「鳥出神社の鯨船行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定され、「天下の勇祭」とされる。
「鳥出神社の鯨船行事」は、富田の石取祭と同時に行う富田地区の夏祭りで、当社を中心に四日市市東富田町の町内と古川町自治会の町内で開催され、富田の夏祭りとも総称される。
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