読み:いつくしまじんじゃほんしゃはらいでん
員数:1棟
種別:建造物の部 近世以前/神社
時代:鎌倉前期 仁治2年(1241年)
重文:1899.04.05(明治32.04.05)
国宝:1952.03.29(昭和27.03.29)
都道府県:広島県
所在地:廿日市市宮島町
所有者:厳島神社
管理者:-
厳島神社の本社祓殿は、本社幣殿、拝殿など他の社殿と同じく、平安時代末期に整備されたものが、承元元年(1207年)と貞応2年(1223年)に火災に遭い、貞応の火災後、仁治2年(1241年)に再建されたものである。
拝殿の手前に棟を直交させて建つ入母屋造、妻入の建物で、桁行六間、梁間三間である。全面吹き放しで、柱間に壁や建具を入れない開放的な建物である。
本殿裏手の陸地部は後園(うしろその)と呼ぶ禁足地となっている。禁足地には玉垣をめぐらし、中央に不明門と呼ぶ本瓦葺の四脚門が建つ。
不明門は祭神が弥山から社殿へ降りる際に通る門とされ、人が通行することはない。
厳島神社全体として、世界文化遺産「厳島神社」に登録されている。本件の他に、本社本殿・幣殿・拝殿、摂社客神社本殿・幣殿・拝殿、祓殿、東西廻廊の計6棟が国宝に指定されている。

【関連記事】
・厳島神社 - 海中に立つ大鳥居が映える世界遺産、宗像三女神を祀る安芸国一宮
・社殿が国宝に指定されている神社 - 日本広しといえどもわずかに27社しかない超レア神社
員数:1棟
種別:建造物の部 近世以前/神社
時代:鎌倉前期 仁治2年(1241年)
重文:1899.04.05(明治32.04.05)
国宝:1952.03.29(昭和27.03.29)
都道府県:広島県
所在地:廿日市市宮島町
所有者:厳島神社
管理者:-
厳島神社の本社祓殿は、本社幣殿、拝殿など他の社殿と同じく、平安時代末期に整備されたものが、承元元年(1207年)と貞応2年(1223年)に火災に遭い、貞応の火災後、仁治2年(1241年)に再建されたものである。
拝殿の手前に棟を直交させて建つ入母屋造、妻入の建物で、桁行六間、梁間三間である。全面吹き放しで、柱間に壁や建具を入れない開放的な建物である。
本殿裏手の陸地部は後園(うしろその)と呼ぶ禁足地となっている。禁足地には玉垣をめぐらし、中央に不明門と呼ぶ本瓦葺の四脚門が建つ。
不明門は祭神が弥山から社殿へ降りる際に通る門とされ、人が通行することはない。
厳島神社全体として、世界文化遺産「厳島神社」に登録されている。本件の他に、本社本殿・幣殿・拝殿、摂社客神社本殿・幣殿・拝殿、祓殿、東西廻廊の計6棟が国宝に指定されている。

【関連記事】
・厳島神社 - 海中に立つ大鳥居が映える世界遺産、宗像三女神を祀る安芸国一宮
・社殿が国宝に指定されている神社 - 日本広しといえどもわずかに27社しかない超レア神社
コメント