三ノ宮衣手社・三宮衣手神社とも称される松尾祭の御旅所の一つ、松尾大社の末社
[住所]京都府京都市右京区西京極東衣手町10
[電話]075-871-5016 - 松尾大社
衣手神社(ころもでじんじゃ)は、京都府京都市右京区西京極東衣手町にある神社。松尾大社の境外末社。松尾祭では、松尾大社の境内社で、松尾七社の一社である衣手社の神輿の御旅所となっている。御朱印の有無は不明。
三宮神社(三宮社)に合祀されたため、今でも三ノ宮衣手社、三宮衣手神社などとも。なお、松尾大社末社で、北裏町の川勝寺の近くに鎮座する三宮神社(三宮社)があるが、これとは別のもの。
ただし、合祀の経緯がよく分からないものの、全く無関係の神社に松尾大社の境内社が合祀されるとは考えづらく、この三宮神社も古来よりの松尾神社ゆかりの神社と考えられる。
三宮社はもともと、玉依姫命(タマヨリ)を奉斎し、郡(こおり)に坐す産土神だったが、明治8年(1875年)に松尾大社の境内社である衣手社(御祭神:羽山戸神)を合祀して、現社号、あるいは衣手社と称すようになった。羽山戸神は松尾大社本社御祭神の大山咋神とは兄弟関係になる。
現在の本殿は、延宝7年(1679年)12月に、拝殿は嘉永5年(1852年)2月にそれぞれ再建されたもので、その後、昭和5年(1930年)の大修理の際、御輿庫、社務所などが改築整備された。
毎年3月初旬には、歩射祭(奉射祭、オマトウなどとも)が斎行される。神前で一年の豊作を祈った後、的を設けて矢を射、矢の当たり具合によって、その年の豊凶を占う特殊神事。
松尾祭に際しては、郡地区、葛野地区などで当社神輿お渡りが当日賑やかに行われる。毎年10月中旬の秋季例祭では、新穀を神前にお供えして豊作御礼の神事が行われる。
境内社に、野宮社(御祭神:天照大御神)、八王子社(御祭神:素戔鳴尊の御子神)、諏訪社(御祭神:建御名方神)がある。一般的にアマテラスを祀る神社としての野宮社は珍しいが、京都では有名な野宮神社からの勧請の可能性がある。
【ご利益】
山城地方開拓の神、農業や諸産業の守護神、五穀豊穣・商売繁盛・財運など
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・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
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衣手神社(ころもでじんじゃ)は、京都府京都市右京区西京極東衣手町にある神社。松尾大社の境外末社。松尾祭では、松尾大社の境内社で、松尾七社の一社である衣手社の神輿の御旅所となっている。御朱印の有無は不明。
三宮神社(三宮社)に合祀されたため、今でも三ノ宮衣手社、三宮衣手神社などとも。なお、松尾大社末社で、北裏町の川勝寺の近くに鎮座する三宮神社(三宮社)があるが、これとは別のもの。
ただし、合祀の経緯がよく分からないものの、全く無関係の神社に松尾大社の境内社が合祀されるとは考えづらく、この三宮神社も古来よりの松尾神社ゆかりの神社と考えられる。
三宮社はもともと、玉依姫命(タマヨリ)を奉斎し、郡(こおり)に坐す産土神だったが、明治8年(1875年)に松尾大社の境内社である衣手社(御祭神:羽山戸神)を合祀して、現社号、あるいは衣手社と称すようになった。羽山戸神は松尾大社本社御祭神の大山咋神とは兄弟関係になる。
現在の本殿は、延宝7年(1679年)12月に、拝殿は嘉永5年(1852年)2月にそれぞれ再建されたもので、その後、昭和5年(1930年)の大修理の際、御輿庫、社務所などが改築整備された。
毎年3月初旬には、歩射祭(奉射祭、オマトウなどとも)が斎行される。神前で一年の豊作を祈った後、的を設けて矢を射、矢の当たり具合によって、その年の豊凶を占う特殊神事。
松尾祭に際しては、郡地区、葛野地区などで当社神輿お渡りが当日賑やかに行われる。毎年10月中旬の秋季例祭では、新穀を神前にお供えして豊作御礼の神事が行われる。
境内社に、野宮社(御祭神:天照大御神)、八王子社(御祭神:素戔鳴尊の御子神)、諏訪社(御祭神:建御名方神)がある。一般的にアマテラスを祀る神社としての野宮社は珍しいが、京都では有名な野宮神社からの勧請の可能性がある。
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