賀茂信仰の祭祀を色濃く伝える、創建1000年の下村加茂神社
[住所]富山県射水市加茂中部630
[電話]0766-59-2654
加茂神社(かもじんじゃ)は、富山県射水市加茂中部にある神社。近代社格では郷社。賀茂御祖神社領倉垣荘の惣社で、一般には下村加茂神社と呼ばれる。御朱印の有無は不明。
御祭神は玉依姫命、賀茂建角身命(玉依姫命とともに、賀茂御祖神社、通称・下鴨神社の御祭神)、賀茂別雷命(賀茂別雷神社、通称・上賀茂神社の御祭神)。
社伝によれば、平安時代の治暦2年(1066年)、京都の賀茂神社(賀茂御祖神社と賀茂別雷神社の総称)から勧請されたと伝えられる。
寛治4年(1090年)、白河上皇の勅願により倉垣荘が越中国射水郡に設けられると、荘家が当社に置かれた。
境内に隣接する加茂遺跡で、鎌倉期の居館跡が発掘されている。荘域拡大に伴い、射水郡内各所に賀茂神が勧請された。
年間50回近くに及ぶ当社の祭事は、荘園維持行事(勧農儀礼・貢納儀礼)の継承、賀茂信仰にまつわる葵祭の移入という特徴があるとされる。
射水市加茂地区・倉垣小杉地区・柳瀬地区の三地区で祭礼を維持している。
主な祭事として、1月1日は鰤分け神事(市の無形民俗文化財)、5月4日はやんさんま祭り、6月上卯日が御田植祭(いずれも県の無形民俗文化財)。
そして国の重要無形民俗文化財に「越中の稚児舞」として指定されている、9月4日の稚児舞。
やんさんま祭りが特に有名であり、その名称は「流鏑馬」(やぶさめ)が訛ったものとされ、流鏑馬で知られている。
それ以外にも、「牛乗式」という全国でも唯一の神事が行われる他、様々な神事が行われる。
重要無形民俗文化財「越中の稚児舞」は、当社の稚児舞の他、熊野神社の稚児舞と法福寺の稚児舞が含まれている。
もとの当社神宮寺である福王寺(真言宗)がある。
【ご利益】
平和安寧、五穀豊穣・商売繁盛、病難解除、必勝、縁結び、厄除
【関連記事】
・重要無形民俗文化財「越中の稚児舞」 - 古い民俗行事的特色、稚児舞の典型例
・富山県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、富山県に鎮座している神社の一覧
[電話]0766-59-2654
加茂神社(かもじんじゃ)は、富山県射水市加茂中部にある神社。近代社格では郷社。賀茂御祖神社領倉垣荘の惣社で、一般には下村加茂神社と呼ばれる。御朱印の有無は不明。
御祭神は玉依姫命、賀茂建角身命(玉依姫命とともに、賀茂御祖神社、通称・下鴨神社の御祭神)、賀茂別雷命(賀茂別雷神社、通称・上賀茂神社の御祭神)。
社伝によれば、平安時代の治暦2年(1066年)、京都の賀茂神社(賀茂御祖神社と賀茂別雷神社の総称)から勧請されたと伝えられる。
寛治4年(1090年)、白河上皇の勅願により倉垣荘が越中国射水郡に設けられると、荘家が当社に置かれた。
境内に隣接する加茂遺跡で、鎌倉期の居館跡が発掘されている。荘域拡大に伴い、射水郡内各所に賀茂神が勧請された。
年間50回近くに及ぶ当社の祭事は、荘園維持行事(勧農儀礼・貢納儀礼)の継承、賀茂信仰にまつわる葵祭の移入という特徴があるとされる。
射水市加茂地区・倉垣小杉地区・柳瀬地区の三地区で祭礼を維持している。
主な祭事として、1月1日は鰤分け神事(市の無形民俗文化財)、5月4日はやんさんま祭り、6月上卯日が御田植祭(いずれも県の無形民俗文化財)。
そして国の重要無形民俗文化財に「越中の稚児舞」として指定されている、9月4日の稚児舞。
やんさんま祭りが特に有名であり、その名称は「流鏑馬」(やぶさめ)が訛ったものとされ、流鏑馬で知られている。
それ以外にも、「牛乗式」という全国でも唯一の神事が行われる他、様々な神事が行われる。
重要無形民俗文化財「越中の稚児舞」は、当社の稚児舞の他、熊野神社の稚児舞と法福寺の稚児舞が含まれている。
もとの当社神宮寺である福王寺(真言宗)がある。
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