橋本麻里の美術でたどる日本の歴史―古代 縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安
・刊行:2015/8
・著者:橋本麻里
・出版:汐文社

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【目次】
はじめに
●縄文・弥生・古墳...土器・土偶・埴輪 はじまりの造形
縄文時代(1)...土器をつくったことで、人間の生活はどのように変わったのか
縄文時代(2)...「方言」のように、土器にも地域ごとの違いがあった
弥生時代(1)...農耕がはじまり、クニが生まれた
弥生時代(2)...大きな力を持つ王個人のための墓があらわれた
古墳時代(1)...奈良盆地に出現した最初の大王と、巨大な古墳
古墳時代(2)...王や首長の権威が薄れ、巨大古墳は消えていった

●飛鳥・奈良...日本という国が形をなし、国際社会へ漕ぎ出した
飛鳥時代(1)...世界宗教・仏教との出会い
飛鳥時代(2)...最新テクノロジーの結晶としての仏教
如来に菩薩、仏像はどうやって見分ける?
奈良時代(1)...中国を手本にした古代国家の完成
奈良時代(2)...政治家の一族、藤原氏のはじまり
奈良時代(3)...混乱する政治を刷新し、新たな都へ
国際都市・長安とつながっていた奈良

●平安...「不安」でいっぱいだった平安時代
平安時代(1)...政治から宗教まで、中国化する日本
平安時代(2)...漢から和へ、和様化への転換がはじまった
平安時代(3)...后たちのサロンで花開いた王朝文化
平安時代(4)...美麗な仏と寺こそ、浄土へのパスポート
姫君たちのファッションを再現すると?

美術館・博物館の見方、楽しみ方
用語解説
索引
参考文献

【著者】
橋本麻里は、1972年、神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。ライター、編集者。

明治学院大学、立教大学非常勤講師(日本美術史)。『芸術新潮』『BRUTUS』『和樂』『&Premium』『七緒』などへの寄稿のほか、高校美術教科書(日本文教出版)、日本美術全集(小学館)の編集・執筆も手がける。

最近はテレビにも活躍の場を広げ、NHKテレビ『NEWS WEB』月曜ネットナビゲーター、Eテレ“趣味どきっ!”『国宝に会いに行く』案内人を務める。