多良間の豊年祭(たらまのほうねんさい)
種別1:民俗芸能
種別2:その他
公開日:毎年旧暦8月8日-10日の3日間
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:沖縄県
所在地:宮古郡多良間村
沖縄県宮古郡多良間村の豊年祭である。これを八月踊ともいう。多良間島の八月御願には、各御嶽で盛大な祭事があり豊年の祈願が行われ、その祭事の時(旧暦8月吉日を期して3日間、毎年旧暦8月8日-10日の3日間)行われる。
初日が字仲筋、2日目が字塩川、3日目には両者が参加する。いろいろな芸能が終日にわたって展開されるが、獅子舞、棒踊、二才踊、シニツキ踊、ユリツキ踊などの民俗芸能から、明治になって沖縄から入ってきた組踊や古典舞踊までが踊られる。
1600年代当時、15歳から50歳までの農民に対して、穀税のほかに反布税を課せられた宮古・八重山地方。それらの重税を旧暦の7月までに島の農民が皆納し、翌8月に仲筋地区の土原御願、塩川地区のピトゥマタ御願に完納の報告・次年の豊作祈願することを年中行事とするようになったのが起源。
毎年、重税を皆納したことに、島民挙げて盛大に祝い、楽しみ、慰め合い、励ましあった祝席で踊り出した民俗踊りが、現在まで伝わる多良間の豊年祭・八月踊り。
多良間島の芸能を知るためには欠くことのできない要素をもち、沖縄の豊年祭を代表する一つである。
保護団体名:多良間村民俗芸能保存会

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・沖縄県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理
種別1:民俗芸能
種別2:その他
公開日:毎年旧暦8月8日-10日の3日間
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:沖縄県
所在地:宮古郡多良間村
沖縄県宮古郡多良間村の豊年祭である。これを八月踊ともいう。多良間島の八月御願には、各御嶽で盛大な祭事があり豊年の祈願が行われ、その祭事の時(旧暦8月吉日を期して3日間、毎年旧暦8月8日-10日の3日間)行われる。
初日が字仲筋、2日目が字塩川、3日目には両者が参加する。いろいろな芸能が終日にわたって展開されるが、獅子舞、棒踊、二才踊、シニツキ踊、ユリツキ踊などの民俗芸能から、明治になって沖縄から入ってきた組踊や古典舞踊までが踊られる。
1600年代当時、15歳から50歳までの農民に対して、穀税のほかに反布税を課せられた宮古・八重山地方。それらの重税を旧暦の7月までに島の農民が皆納し、翌8月に仲筋地区の土原御願、塩川地区のピトゥマタ御願に完納の報告・次年の豊作祈願することを年中行事とするようになったのが起源。
毎年、重税を皆納したことに、島民挙げて盛大に祝い、楽しみ、慰め合い、励ましあった祝席で踊り出した民俗踊りが、現在まで伝わる多良間の豊年祭・八月踊り。
多良間島の芸能を知るためには欠くことのできない要素をもち、沖縄の豊年祭を代表する一つである。
保護団体名:多良間村民俗芸能保存会

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