和歌山電鉄の貴志川線貴志駅に鎮座、駅長猫をたま大明神として祀る
[住所]和歌山県紀の川市貴志川町神戸803
[電話]073-478-0110 - 和歌山電鐵
たま神社(たまじんじゃ)は、和歌山県紀の川市にある和歌山電鉄の貴志川線貴志駅に2015年8月11日創建された神社。御祭神はたま大明神。
貴志駅は和歌山駅から貴志川線で30-40分ほど。1時間に2-3本ほどの間隔で出ている。貴志駅に駐車場はない。
たま(1999年〈平成11年〉4月29日-2015年〈平成27年〉6月22日)は、貴志駅において駅長を務めた雌の三毛猫。同駅名誉永久駅長(死去後の2015年8月11日就任)。
平成19年(2007年)1月5日、正式に駅長に任命され話題を呼んだ。主な業務は「客招き」。任期はなく終身雇用で、報酬は年俸としてのキャットフード1年分だった。
乗客数の増加・観光へのアピールへの功績から、和歌山電鉄からは「スーパー駅長」(後に「ウルトラ駅長」に昇進)・「和歌山電鐵社長代理」の肩書きを、和歌山県からは「和歌山県勲功爵(わかやま で ナイト)」「和歌山県観光招き大明神」などの称号が与えられた。
たまは、2015年5月19日から鼻炎のため入院していたが、復帰することなく同年6月22日に急性心不全のために死んだ。
その後神式の葬儀が執り行われ、2015年8月10日には五十日祭が斎行され、たま大明神となった。
貴志駅にはもともと、ホームに「いちご神社」「おもちゃ神社」「ねこ神社」の三つの小さな祠が建立され、それぞれに電車と果物はじめ農作物、電車とおもちゃや遊具、電車とねこや動物全般を祀っていた。
このうち、「ねこ神社」を現社号に改称し、たま大明神を祀ったのが当社。
当社創建の当日、後任駅長も発表され、たまの部下だった雌の三毛猫が「たまⅡ世」、通称「ニタマ」に決まり、辞令が交付された。
ひょんなことから地域や鉄道会社に貢献し、その威力絶大、和歌山県下はもちろん、日本全国、さらに世界からをも注目を集め、地方鉄道と地域社会の救世主となり、死して神となり、神社に祀られる。
動物ながら、古来より続く、日本の神社の創建過程を忠実に再現し、日本独自の信仰や、死生観を体現していると言える。
和歌山電鉄によれば、神社の運営や祭事の執り行いは、駅長たまの神式葬儀を執り行った大国主神社(大國主神社)に相談しつつ進めるという。
また、現在のところ、御朱印や御守の授受などは予定していない。
【ご利益】
地域振興、家内安全・円満、出世などか

【関連記事】
・たま大明神の「たま神社」が開社式、ねこが神となり、地元と地方鉄道を見守り続ける
・「猫が神になる」日本独自の死生観・文化をすべて体現した、和歌山電鐵「たま大明神」
・和歌山県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、和歌山県に鎮座している神社の一覧
[電話]073-478-0110 - 和歌山電鐵
たま神社(たまじんじゃ)は、和歌山県紀の川市にある和歌山電鉄の貴志川線貴志駅に2015年8月11日創建された神社。御祭神はたま大明神。
貴志駅は和歌山駅から貴志川線で30-40分ほど。1時間に2-3本ほどの間隔で出ている。貴志駅に駐車場はない。
たま(1999年〈平成11年〉4月29日-2015年〈平成27年〉6月22日)は、貴志駅において駅長を務めた雌の三毛猫。同駅名誉永久駅長(死去後の2015年8月11日就任)。
平成19年(2007年)1月5日、正式に駅長に任命され話題を呼んだ。主な業務は「客招き」。任期はなく終身雇用で、報酬は年俸としてのキャットフード1年分だった。
乗客数の増加・観光へのアピールへの功績から、和歌山電鉄からは「スーパー駅長」(後に「ウルトラ駅長」に昇進)・「和歌山電鐵社長代理」の肩書きを、和歌山県からは「和歌山県勲功爵(わかやま で ナイト)」「和歌山県観光招き大明神」などの称号が与えられた。
たまは、2015年5月19日から鼻炎のため入院していたが、復帰することなく同年6月22日に急性心不全のために死んだ。
その後神式の葬儀が執り行われ、2015年8月10日には五十日祭が斎行され、たま大明神となった。
貴志駅にはもともと、ホームに「いちご神社」「おもちゃ神社」「ねこ神社」の三つの小さな祠が建立され、それぞれに電車と果物はじめ農作物、電車とおもちゃや遊具、電車とねこや動物全般を祀っていた。
このうち、「ねこ神社」を現社号に改称し、たま大明神を祀ったのが当社。
当社創建の当日、後任駅長も発表され、たまの部下だった雌の三毛猫が「たまⅡ世」、通称「ニタマ」に決まり、辞令が交付された。
ひょんなことから地域や鉄道会社に貢献し、その威力絶大、和歌山県下はもちろん、日本全国、さらに世界からをも注目を集め、地方鉄道と地域社会の救世主となり、死して神となり、神社に祀られる。
動物ながら、古来より続く、日本の神社の創建過程を忠実に再現し、日本独自の信仰や、死生観を体現していると言える。
和歌山電鉄によれば、神社の運営や祭事の執り行いは、駅長たまの神式葬儀を執り行った大国主神社(大國主神社)に相談しつつ進めるという。
また、現在のところ、御朱印や御守の授受などは予定していない。
【ご利益】
地域振興、家内安全・円満、出世などか

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