千葉市の創建1200年を超える古社、安産子育て・家内安全の神
[住所]千葉県千葉市稲毛区稲毛1-15-10
[電話]043-272-0001

稲毛浅間神社(稻毛浅間神社、いなげせんげんじんじゃ)は、千葉県千葉市にある浅間神社の一つ。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

主祭神は木花咲耶姫命で、瓊々杵命猿田彦命を配祀する。

大同3年(808年)、富士山本宮浅間大社から勧請したのに始まるとされる。治承4年(1180年)には源頼朝が東六郎胤頼を使者として御幣物を捧げて武運長久を祈願したのをはじめ、千葉常胤以来、代々の千葉氏の信仰が篤かった。

文治3年(1187年)の社殿再建に際しては、富士山の形に盛土をし、参道も富士登山道にならい三方に設け、社殿は東京湾を隔てて富士山と向かい合って建立された。

江戸時代には当社の境内地は東西四百間(約720メートル)、7町5反歩(2万2500坪)にも及んだが、明治維新に際して現在の社地(6400坪)を残して上地した。

昭和39年(1964年)9月、原因不明の火災によって文治再建時のものと伝える旧社殿は焼失、昭和41年(1966年)、現在の社殿が建立された。

一の鳥居がかつては海上に存在したという。現在は万葉軒の蕎麦屋敷地にあたりその場所に万葉軒社長が奉納した鳥居がある。

境内末社は下記の各社。

・八坂神社(御祭神:須佐之男命
・大宮神社(御祭神:大山祇神
・稲荷神社(御祭神:宇迦之御魂神
・小御嶽神社(御祭神:磐長姫命
・厳島神社(御祭神:市杵島姫命
・小室神社(御祭神:木花咲耶姫命)
・若宮社(御祭神:彦火火出見尊
・香取神社(御祭神:経津主命)がある。

例祭は7月15日で、夏の大祭(家内安全・安産子育大祭)として、稚児行列などが行われる。

2月17日に奉納される神楽が「浅間神社の神楽」として、県の無形民俗文化財に指定されている。演目12座のこの神楽の起源については不詳であるが、戦国時代に伝えられたものとされる。

また、浅間神社の松林が市の天然記念物に指定されている。

正月三が日の初詣客が30万人前後に達する、全国有数の初詣客を誇る神社でもある。

【ご利益】
安産子育て、家内安全、産業発展、道開き、交通安全、厄難解除など(公式HP
稲毛浅間神社 - 千葉市の創建1200年を超える古社、安産子育て・家内安全の神
【関連記事】
[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキング | 千葉県 | サクヤ
千葉県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、千葉県に鎮座している神社の一覧
稲毛浅間神社の御朱印