広島東洋カープの必勝祈願、万灯みたま祭や泣き相撲 初詣客多数
[住所]広島県広島市中区基町21-2
[電話]082-221-5590

広島護国神社(廣島護國神社、ひろしまごこくじんじゃ)は、広島県広島市にある護国神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。広島県護国神社ではない。

広島城址公園内にある。御祭神は第二次世界大戦までの広島県西部(旧安芸国)出身の英霊のほか、広島市への原子爆弾投下によって犠牲になった勤労奉仕中の動員学徒および女子挺身隊等など含め約9万2000柱である。

毎年中国地方で最も多くの初詣客が訪れ、1月1日から7日までの初詣参拝者数は50万人を超える。市の中心部に位置し交通の便が良いことが要因とされる。

同県には厳島神社があるが、こちらはJR宮島連絡船もしくは宮島松大汽船を利用しないと行けないため、初詣客数としては当社の方が多い。

また、地元プロ野球球団・広島東洋カープが必勝祈願のためチームとして参拝することでも知られている。キャンプインの1月に行われることが多い。今話題の「カープ女子」の聖地になっていく可能性がある。

明治元年(1868年)、戊辰戦争に従軍して戦死した広島藩士を祀る「水草神社」として建立される。明治8年(1876年)、官祭招魂社となり、明治34年(1901年)に官祭広島招魂社と改称する。

昭和9年(1934年)、社殿の老朽化に伴い、西練兵場(現在の広島市民球場付近)の西端に移転。昭和14年(1939年)、現社号に改称。昭和20年(1945年)、原爆により大鳥居以外は完全に破壊される。

昭和22年(1947年)、昭和天皇の広島行幸の際、この地に奉迎場を設置。昭和31年(1956年)、現在地に再移転し、再建される。平成5年(1993年)、今上天皇御大典記念事業として現在の社殿などが建立され、平成21年(2009年)に拡張工事が全て完了した。

4月第2日曜日に春季大祭、10月第3日曜日に秋季大祭。原爆が投下された8月6日が原爆慰霊祭、8月15日が英霊感謝祭。5月最終の金・土・日曜日の万灯みたま祭や、広島泣き相撲などでも知られている。

プロ野球の広島東洋カープが必勝祈願する神社としても知られている。

広島県には他に、備後護国神社などの護国神社がある。

【ご利益】
家内安全、健康生育、旅行安全、病気・怪我平癒、厄災清祓、良縁、必勝など(公式HP
広島護国神社 - 広島東洋カープの必勝祈願、万灯みたま祭や泣き相撲 初詣客多数
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