世界遺産へ、宗像大社宮司のコメント
文化審議会は2015年7月28日、2017年の世界文化遺産登録を目指す候補として、福岡県宗像市と福津市の古代遺跡「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を選びました。2016年2月1日までに政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦書を提出し、2017年夏のユネスコ世界遺産委員会で審査を受けることになります。画像は宗像大社宮司による今回の推薦を受けてのコメント(出典:宗像大社

現時点で公式サイトはアクセスが集中しているためか、つながりにくい状態のようです。

落選となったのは、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(北海道など4道県)[公式サイト]、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)[公式サイト]、「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)[公式サイト]。特に百舌鳥・古市古墳群は二度目の挑戦、しかも最近では「ハニワ課長」もブレイクして、注目を集めていたのでしたが。

ともかく、すでに世界遺産になっている厳島神社(広島県・廿日市市)同様、『古事記』にも明記される宗像三女神タキリビメイチキシマヒメタギツヒメ)が主役、その本宮である宗像大社を含む「宗像・沖ノ島と関連遺産群」、是非とも“順調な”登録が望まれます。今から非常に楽しみですね。

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