永吉天神段遺跡現地説明会資料(平成24年12月8日) - 鹿児島県上野原縄文の森
鹿児島県埋蔵文化財調査センターは2015年7月16日、同県大崎町の永吉天神段遺跡の弥生時代中期(約2100年前)の土壙墓(どこうぼ)から、国内最古級の鉄鏃(てつぞく)(鉄製の矢尻)5点が出土したと発表しました。国内最古級のもの。西日本新聞が報じています。画像は永吉天神段遺跡の集落跡の様子(出典:鹿児島県上野原縄文の森<PDF>)。

国内で同時期の鉄鏃は福岡県太宰府市の吉ケ浦遺跡と佐賀県鳥栖市の安永田遺跡から出土したものだけで、極めて古いものです。

永吉天神段遺跡からは45の竪穴住居跡や土壙墓約50基が見つかり、宗教儀式用とみられる建物跡も出土。

今回、見つかった最古級の鉄鏃は2015年7月17日-8月14日、同県霧島市の上野原縄文の森展示館で公開されると言います。

南九州でもこれだけ古い鉄製器具が見つかるとなると、やはり『古事記』などに描かれた九州から畿内への移動をますます裏付けることになります。

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