鎌倉末期の創建、池田輝政の検地の記録、岩野辺川の守護神
二宮神社(兵庫県宍粟市千種町岩野邊1646)
[住所]兵庫県宍粟市千種町岩野邊1646
[電話]0790-66-3180 - 安志加茂神社

二宮神社(にのみやじんじゃ)は、兵庫県宍粟市千草町にある神社。近代社格では村社。主祭神は高咩神命(たかおかみのみこと、高靇神か)。大山祇命素盞嗚命猿田彦命を配祀する。

一説に、国帝立命(国之常立神、国常立尊か)、保食ノ神も祀る。山神社、荒神社を合祀。

境内社には、岩野神社、稲荷神社がある。

地名は岩野辺とも。当社の南に、東西に渡って岩野辺川が流れる。背後には上谷山がある。西方には標高1000メートルを超える日名倉山がある。

正安元年(1299)8月10日の遷宮。創建は末期とは言え鎌倉時代までさかのぼる。慶長年間(1596年-1615年)に姫路藩主池田輝政の検地で2反1畝免除社地となる。

明治6年(1873年)8月、村社に列し、同17年(1884年)には本殿を、同39年(1906年)には幣殿を改築、大正12年(1923年)には拝殿を建立する。

10月体育の日の前日が例祭日。現在は無人のようで、安志加茂神社(0790-66-3180)が問合せ先になっている。

男性アイドルグループ「嵐」(ジャニーズ事務所)のメンバー二宮和也の名前を冠する神社の一つ。嵐神社として有名なのは兵庫県神戸市の同名神社

【ご利益】
水の神。もとは岩野辺川に関わる守護神だったと思われる。その後山の神などが習合したか。厄払い、水運・登山・旅行・交通安全など
二宮神社(宍粟市) - 鎌倉末期の創建、池田輝政の検地の記録、岩野辺川の守護神
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