日本三大提灯祭り「二本松提灯祭り」で知られる、八幡神と熊野神
[住所]福島県二本松市本町1-61
[電話]0243-22-1066

二本松神社(にほんまつじんじゃ)は、福島県二本松市にある神社。近代社格では県社。例大祭である、日本三大提灯祭りの一つ、二本松提灯祭りで有名。

中世・室町時代15世紀中頃、二本松城主の畠山氏により城内の白旗ヶ峰に合祀されて以来、近世・江戸時代初頭の会津藩領をも通じて蒲生・松下・加藤氏らによって崇敬されてき。

江戸期になり、寛永20年(1643年)、二本松藩成立により、丹羽光重が二本松城主として入部、畠山時代に白旗ヶ峯に鎮座してあったものを、城の改築の際に現在地に遷宮し、宇佐神宮からの勧請も受け、丹羽家と領民の守護神とした。

丹羽家の守護神が、八幡様、八幡宮、八幡大神などと言われ、品陀和気命(ほんだわけのみこと)、領民の守護神が、熊野様、熊野宮、熊野大神などと言われ、伊佐奈美命(いざなみのみこと)。

天和8年(1681年)には、旧安達郡の総鎮守と称していた安達太良神社に対して、異議申し立てを行ったりなどしている。

現在は本殿に向って右側が熊野大神、向って左側が八幡大神となっている。

現在の社殿は、二度の大火で消失した後、文化3年(1806年)に再建され、現在では当市に残る代表的な建造物となっている。

360年以上の歴史を有し、現在では二本松地方の総鎮守であり、秋の例大祭(毎年10月4日-6日)は、絢爛豪華な二本松提灯祭りとして続けられ、全国的にも有名になった。

【ご利益】
厄除け、勝負運、安産、家内安全など
二本松神社 - 日本三大提灯祭り「二本松提灯祭り」で知られる、八幡神と熊野神
【関連記事】
二本松提灯祭りとは? - 江戸初期由来の二本松神社の例大祭、日本三大提灯祭りの一つ
福島県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
福島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福島県に鎮座している神社の一覧