【日刊】日本の城
名称:根室半島チャシ跡群(ねむろはんとうチャシあとぐん)
別称:-

史跡:国の史跡
国宝:-
重文:-

住所:北海道根室市 湯根元59
日本100名城:第1番
  - スタンプ:根室市歴史と自然の資料館、根室市観光インフォメーションセンター(根室駅前)
根室半島チャシ跡群(ねむろはんとうチャシあとぐん)は、蝦夷地(今の北海道根室市)にあった日本の城である。

北海道内には約700のチャシが確認されているが、根室半島は特にチャシが集中している場所の一つであり、約30のチャシが確認されている。このうち24か所が史跡となっている。

チャシは一般的には「砦」と考えられているが、見張場や聖地、談判の場としても活用されていたと思われる。

これらのチャシは16世紀から18世紀にかけて造営されたもので、道外の戦国時代から江戸時代にあたり、その当時の社会・経済・政治情勢と関連した遺跡。

ここのチャシの堀は方形に掘られており、これは最終的な形式のものとされる。

現在でも各チャシの堀は保存状態がよく、遺構がしっかりと確認できる。しかし、チャシ内にどのような建造物が建てられていたかは現在のところ不明である。

チャシ群としては、チャルコロモイチャシ、ウェンナイチャシ、ニランケウシチャシ(ホニオイ東チャシ)、アッケシエトチャシ(キナトイシチャシ)、シエナハウシチャシ(スナバウスチャシ)、コタンケシチャシ、ノッカマフチャシ、サツコタンチャシ、コンブウシムイチャシ(トーサムポロチャシ)、トーシャム2号チャシ、ピリカヲタチャシ、ヲンネモトチャシ、アフラモイチャシ、ポンモイチャシの14がある。

キャラクター(ゆるキャラ)は、チャシ女子(チャシガールズ)である。関連情報はこちらのサイトに詳しい。
根室半島チャシ跡群 蝦夷地(北海道根室市) - サムネイル写真
【関連サイト】
国指定史跡 日本100名城 根室半島チャシ跡群 - 根室市観光協会