重要無形民俗文化財「三朝のジンショ」
三朝のジンショ(みささのじんしょ)
種別1:風俗慣習
種別2:娯楽・競技
公開日:毎年5月3、4日
指定日:2009.03.11(平成21.03.11)
都道府県:鳥取県
所在地:三朝町

三朝のジンショは、鳥取県三朝町に伝承される五月節供の綱引き行事で、5月3日に綱からみと呼ばれる綱を綯う作業が行われ、翌4日の夜に地区の中央を走る路上で綱引きが行われる。

綱は山から切り出した藤蔓で作られ、長さ約80メートル以上、重さ約4トンにも及ぶ。

地区を二分し、東と西の対抗で行われ、雌雄の大綱の頭部をカセギと呼ばれる樫の木の棒で結合させて激しく引き合う。

東が勝つと豊作、西が勝つと商売繁盛となるとされる。

また勝負がはじまる前に、綱を地面に打ち付けるように曳き出すことで、邪気や災厄を祓うともいわれる。

五月節供の綱引きは、山陰地方を中心に日本海沿岸地域に主に分布しており、鳥取県内では、子供組を中心に行われる「因幡の菖蒲綱引き」(鳥取市及び岩美郡岩美町・昭和62年1月8日重要無形民俗文化財指定)があるが、本件は、伯耆地方における五月節供の綱引きであるだけでなく、山陰地方を代表する大規模な綱引きと考えられ、また、周辺地域に伝承されていた同種の綱引きが途絶えてしまった現在、伯耆地方の綱引きを伝える唯一の伝承例となっている。

本件は、日本遺産六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」の構成文化財の一つ。

保護団体名:三朝区ジンショ保存会
重要無形民俗文化財「三朝のジンショ」 - 鳥取県三朝町の五月節供の大規模な綱引き
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