【日刊】日本の城
名称:松山城(まつやまじょう)
別称:金亀城、勝山城

史跡:国の史跡
国宝:-
重文:大天守、野原櫓・乾櫓・隠門続櫓など

住所:愛媛県松山市丸之内1
日本100名城:第81番
  - スタンプ:松山城天守入口
松山城(まつやまじょう)は、伊予国(今の愛媛県松山市)にあった日本の城である。岡山県高梁市にあった松山城(備中国)や、各地にある松山城との混同を避けるために、一般的には伊予松山城(いよまつやまじょう)と呼ぶ。日本三大平山城、日本三大連立式平山城の一つ。

築城年は1602年(慶長7年)であり、廃城年は1873年(明治6年)である。天守の築造年は、1852年(嘉永5年)である。主な築城者は加藤嘉明で、主な改修者は松平勝善である。

松山市の中心部、勝山(城山)山頂に本丸、西南麓に二之丸と三之丸を構える平山城。

山頂の本壇にある天守(大天守)が現存する。いわゆる現存天守で、同じく現存天守である姫路城と同様、連立式となっている。日本三大連立式平山城のもう一つは、和歌山城

1933年ごろまでは、本丸部分には40棟の建造物が現存していたが、1949年までに19棟が火災により失われ、現存建築は21棟にまで減少した。

建造物の現存数は二条城(京都府)の28棟に次ぐもの。

幕末に再建された大天守ほか、日本で現存数の少ない望楼型二重櫓である野原櫓(騎馬櫓)や、深さ44メートルにおよぶ本丸の井戸などが保存されている。

2009年のミシュラン観光版(ギード・ベール)日本編では二つ星に選定された。

日本さくら名所100選「城山公園」、日本の歴史公園100選「城山公園」、美しい日本の歴史的風土100選「松山城、道後温泉」にそれぞれ選ばれている。

キャラクター(ゆるキャラ)は、よしあきくんである。当地と当城の礎を築いた戦国武将・加藤嘉明にちなむ。関連情報はこちらのサイトに詳しい。
松山城 伊予国(愛媛県松山市) - サムネイル写真
【関連サイト】
松山城

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現存天守
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・松山城 伊予国(愛媛県松山市)
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