【日刊】日本の城
名称:松山城(まつやまじょう)
別称:高梁城

史跡:国の史跡
国宝:-
重文:天守、二重櫓、土塀

住所:岡山県高梁市内山下1
日本100名城:第68番
  - スタンプ:備中松山城券売所
松山城(まつやまじょう)は、備中国(今の岡山県高梁市)にあった、江戸期には備中松山藩に属した日本の城である。四国の愛媛県松山市にあった松山城(伊予国)や、各地にある松山城との混同を避けるために、一般的には備中松山城(びっちゅうまつやまじょう)と呼ぶ。日本三大山城の一つ。

標高430メートルの臥牛山山頂にあり、現存天守を持つ山城としては最も高い所にある。築城年は1240年(仁治元年)であり、廃城年は1874年(明治7年)である。天守の築造年は、1681年(天和元年)である。主な築城者は秋葉重信 三村元親、水谷勝宗。

臥牛山(松山)は四つの峰からなり、小松山に本丸・二の丸・三の丸が階段状に配され、大松山、天神の丸、前山にも遺構がある。

海抜約430メートルの臥牛山小松山山頂の本丸へは、麓の御根小屋から約1500メートル、1時間ほど山道を進むことになる。

江戸期の備中松山藩時代は山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え、そこで藩主の起居・藩の政務を行った。御根小屋の跡地には岡山県立高梁高等学校がある。

現在は城跡が国の史跡に指定され、江戸時代に建造された天守、二重櫓、土塀の一部が国の重要文化財に指定されている。そのほかに石垣、復元された櫓、門、土塀が現存する。

美しい日本の歴史的風土100選「備中松山城と城下町高梁」に選ばれている。

キャラクター(ゆるキャラ)は、ヤマジーロである。関連情報はこちらのサイトに詳しい。
松山城 備中国(岡山県高梁市) - サムネイル写真
【関連サイト】
備中松山城 - 高梁市

現存天守
弘前城 陸奥国(青森県弘前市)
松本城 信濃国(長野県松本市)
丸岡城 越前国(福井県坂井市)
犬山城 尾張国(愛知県犬山市)
彦根城 近江国(滋賀県彦根市)
姫路城 播磨国(兵庫県姫路市)
松江城 出雲国(島根県松江市)
・松山城 備中国(岡山県高梁市)
丸亀城 讃岐国(香川県丸亀市)
松山城 伊予国(愛媛県松山市)
宇和島城 伊予国(愛媛県宇和島市)
高知城 土佐国(高知県高知市)