・所在地:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202

・時 期:4世紀末~6世紀
・時 代:古墳時代中期~後期
・形 状:古墳群
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
馬見古墳群(うまみこふんぐん)は奈良盆地西南部、奈良県北葛城郡河合町、広陵町から大和高田市にかけて広がる馬見丘陵とその周辺に築かれ、北群、中郡、南群の三群からなる県下でも有数の古墳群。

一帯は、馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)として整備が進んでおり、この公園は、日本の歴史公園100選の一つ。

4世紀末から6世紀にかけて造営されたと見られる。古代豪族・葛城氏の墓域とみる説もある。この葛城地域には、古墳時代前期の中頃から有力な古墳の造営が始まり、前期中葉から中期には、墳丘長200メートルを超える規模の古墳が造営されている。

北群には、大塚山古墳島の山古墳、高山塚1-4号古墳、九僧塚古墳、丸山古墳などがある。

中央群には、領家山古墳、巣山古墳、ナガレ山古墳、佐味田宝塚古墳新木山古墳、乙女山古墳などがある。

南群には、新山古墳、狐井城山古墳、築山古墳狐井塚古墳など築山古墳群を含む古墳がある。

【関連サイト】
馬見古墳群 - Wikipedia

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