江戸期に奉納相撲が盛んだった、現在の東京の神社三社の総称
江戸郊外三大相撲とは? - 現在の東京の神社三社の位置
江戸郊外三大相撲(えどこうがいさんだいすもう)とは、江戸期に奉納相撲が盛んだった、現在の東京の神社三社で行われていた相撲の総称。渋谷氷川神社(渋谷区)、大井鹿嶋神社(品川区)、世田谷八幡宮(世田谷区)の三社を指す。

渋谷氷川神社 (渋谷区東)

渋谷氷川神社 - 今も相撲場が残る、江戸郊外三大相撲の一つが伝わる区内最古級の社
[社 格]江戸七氷川
[御祭神]素盞鳴尊稲田姫命大己貴尊天照皇大神
[ご利益]縁結び、良縁、五穀豊穣、身体壮健
[相 撲]金王相撲と言われ、相撲場の跡が今に残る

鹿嶋神社 (品川区大井)

鹿嶋神社(品川区) - 969年に鹿島神宮から勧請、精緻な彫刻の旧社殿が現存する
[社 格]-
[御祭神]武甕槌神
[ご利益]交通安全、商売繁盛、厄除け、家内安全など
[相 撲]境内に土俵や見物のさじきが作られ素人相撲

世田谷八幡宮 (世田谷区宮坂)

世田谷八幡宮 - 源義家が戦勝御礼で宇佐から勧請、江戸期からの奉納相撲が有名
[社 格]郷社
[御祭神]八幡大神仲哀天皇神功皇后
[ご利益]厄祓い、必勝祈願、身体壮健、家内安全など
[相 撲]勝敗で来年の吉凶、現在も東農大相撲部が奉納

【関連記事】
神社いろいろ - 社格や形式などで神社を分類したまとめ - 東京の神社めぐり
横綱・白鵬の神社や寺院での奉納土俵入りまとめ - 恒例の明治神宮から、靖国、宇佐、鹿島など
東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧