サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」のワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝のお礼にと、日本サッカー協会役員が2011年7月27日、和歌山県新宮市の熊野速玉大社などを参拝しました。スポーツ報知が報じています

女子サッカーW杯ドイツ大会2011

熊野のご神鳥「八咫烏(やたがらす)」と日本サッカー界のシンボル「三足烏(さんそくからす)」との関係から、日本サッカー協会と世界遺産熊野三山は以前から交流がありました。男子においては、1998年のW杯フランス大会から、女子は今回のドイツ大会で初めて必勝祈願を行いました。

その甲斐があって、まさに神懸り的な活躍で、なでしこジャパンは優勝、世界一に輝きました。日本の伝統としても、やはりここは成就御礼、神徳感謝。日本サッカー協会もそこはぬかりありません。

報道によれば、日本サッカー協会女子委員長でW杯で団長を務めた上田栄治さんは「目標以上の結果が出せてありがたく、次のロンドン五輪での必勝も祈願しました。世界一にはなりましたが、内容では相手が上だったので、もう一度挑戦するという意識で戦いたい」と話したと言います。

勝って兜の緒を締めよ、やはりこれも日本の伝統。

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世界一のなでしこジャパン、熊野三山に神徳感謝のお礼参り - 次のロンドン五輪の必勝祈願も
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