騎射
奈良市田中町と天理市中之庄町にまたがる上ノ山古墳(6世紀前半-中ごろ)で、馬にまたがって弓矢を射る人ともみられる線刻画を描いた埴輪の破片が見つかり、奈良市大安寺西2丁目の奈良市埋蔵文化財センターで展示されています。2015年6月28日まで。騎射を行う人の絵ではあれば、埴輪では初めてと言います。奈良新聞が報じています。画像は弓矢を射る人ともみられる線刻画を描いた埴輪片(出典:奈良市

上ノ山古墳は市埋蔵文化財センターが2014年5-6月、老人ホーム建設に伴って発掘調査を実施。全長約34メートルの前方後円墳だったことが判明し、幅約5メートルの周壕の中から、多数の埴輪片が見つかりました。このうち、線刻画がある埴輪片は前方部周辺で出土したと言います。

【展示期間】
平成27年6月8日(月)~6月28日(金)(土・日・祝日は休館)
午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)

【展示場所】
奈良市大安寺西2丁目281
奈良市埋蔵文化財調査センター 展示室前ロビー

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