宗像三女神(むなかたさんじょじん)
宗像大社(福岡県宗像市)に祀られている三柱の女神の総称。タキリビメ、タギツヒメ、イチキシマヒメのこと。
宗像神(むなかたのかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも。
大陸及び古代朝鮮半島への海上交通の平安を守護する玄界灘の神、要として、大和朝廷によって古くから重視された神々である。ムナカタの表記は、記紀では胸形、胸肩、宗形の字を充てる。
『古事記』には下記のような記述がある。
其先所生之神、多紀理毘賣命者、坐胸形之奧津宮。次市寸嶋比賣命者、坐胸形之中津宮。次田寸津比賣命者、坐胸形之邊津宮。此三柱神者、胸形君等之以伊都久三前大神者也。
現在までに様々な形を変え、あるいは単独で、さらに五男三女神の中の三女神として、などのパターンを含め、全国各地に祀られている。
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【宗像三女神を祀る神社】
・宗像大社 - 辺津宮、中津宮、沖津宮からなる、スサノヲ娘の宗像三女神が鎮座する古社
・宇佐神宮 - 神託事件でも知られる八幡宮の総本社、邪馬台国の所在地の候補の一つ
・厳島神社 - 海中に立つ大鳥居が映える世界遺産、宗像三女神を祀る安芸国一宮
・江島神社 - 日本三大弁天の一つ、各時代に厚く崇敬され続け、宗像三女神を祀る
・鶴岡八幡宮 - 源頼朝ゆかりで知られ、江戸期に興隆した、日本を代表する八幡
・田島神社 - 宗像三女神を「田島三神」として祀る、神代創建の肥前国最古の神社
・宗像神社(桜井市) - 880年に筑前から勧請された、春日神も祀られた式内名神大社
・市比賣神社(京都市下京区) - 「皇后陛下勅願所」女性厄除けで有名、御祭神は全て女神
・大野神社(広島市) - 1759年創建、拝殿は当時のもの、不思議な2本の巨大な松
・大野神社(ときがわ町) - ヤマトタケルの創建、秩父妙見信仰 ささら獅子舞が有名
・大野神社(新城市) - 最古の棟札は鎌倉時代、伊勢神宮ともゆかりのある古社
・武水別神社 - 400年続く大頭祭、例大祭前日の仕掛け花火「とんとん」が人気の古社
・日向大神宮 - 顕宗天皇の勅願で創建、応仁の乱で衰微も復興して交通安全祈願で有名に
・福山八幡宮 - 東西本宮が同一規模の社殿を有す、全国的に珍しい形式の備後福山総鎮守
・日牟禮八幡宮 - 成務天皇の即位時の草創、信長由来の左義長と応神天皇由来の八幡まつり
・廣峯神社 - 黒田官兵衛ゆかりの姫路の牛頭天王総本宮、陰陽師の聖地、伊勢参りの出発地
・琴崎八幡宮 - 八幡四神を祀る、靖国神社の創建ともゆかりのある山口宇部市の総鎮守
・大富神社 - 宇佐ともゆかり、住吉・宗像・八幡を同時に祭祀、八屋祇園が有名な式外社
・甲宗八幡神社 - 50年に1度の拝観が行われる神功皇后着用の御甲が御神体、平知盛の墓も
・大水上神社 - 初代讃岐国造が尊信、弘法大師の参籠、屋島の戦いで両氏が祈願した式内
・八幡神社(甲府市宮前町) - 武田信玄が定めた、国中の神主が交代で参籠した甲斐国総社
・朝田神社(山口市) - 周防国五宮、明治期に1郷社6村社が合祀、「村民の敬神深き」社
・伊加奈志神社 - 物部氏一族が祖神を創祀、「総社明神」「惣社宮」と呼ばれた伊予国総社
・十一明神神社(南あわじ市) - 淡路国総社、淡路廃帝が行宮を造営して特に親拝した古社
・總社 - 現代まで姿を維持する全国的に珍しい備中国総社、境内社に式内「野俣神社」も
・総社大神宮 - 聖武勅願からの由緒、オオタタネコの末裔が名を受け継ぐ古社、越前国総社
・宗像神社(京都市) - 国史に宗像大社と同神と明記される皇居鎮護の神、左近の桜など
・雄郡神社 - 586年に宇佐を勧請した国史見在社、松山八社八幡の一社で喧嘩神輿でも有名
・網走神社 - 網走の“弁天様”、明治末期に正式に分霊奉迎も、昭和期には県社に列格
・織幡神社 - 三韓征伐の武内宿禰に由来する、宗像大社に次ぐ社格を与えられた名神大社
・御調八幡宮 - 和気清麻呂の姉が弟の雪冤を祈願して創祀、豊臣秀吉お手植えのしだれ桜
・伊佐爾波神社 - 全国三例しかない八幡造、松山随一の八幡として崇敬された式内の古社
・諏訪神社(湖西市) - 景行期の創祀、7月には「海道の奇祭」遠州新居手筒花火が行われる
・松原八幡神社 - 奈良時代の創祀、戦乱に巻き込まれるたび復興、灘のけんか祭りが有名
・遠石八幡宮 - 推古朝の創建で本朝四所八幡・四大八幡とも、節分祭や「海を渡る神輿」
・日尾八幡神社 - 孝謙天皇の勅願所として社殿建立、脳・神経痛など東道後神社や展望台
・日招八幡大神社 - 宗像大社の勧請が創建の三女神を中心とした珍しい八幡、火災から復興
・桑原八幡神社 - 仁徳期の創建の三島神社を合祀、源頼義・河野氏・松平氏の崇敬得た古社
・朝日八幡神社 - 松山秋祭りの勇壮な喧嘩神輿「鉢合わせ」で知られる、持統朝創建の古社
・還熊八幡神社 - 松山秋祭りでは3体の喧嘩神輿「鉢合わせ」も、河野氏・加藤氏崇敬の社
・離宮八幡宮 - 石清水八幡宮の元宮は「油祖」、信長の楽市楽座で打撃受けるも現代に再興
・善知鳥神社 - ウトウの伝承や和歌が伝わる青森市発祥の地、9月には「青森うとう祭」
・深川神社(瀬戸市) - 奈良期創建の瀬戸の産土神、瀬戸物の陶祖を祀る境内社と陶祖祭
・下野國一社八幡宮 - 八幡太郎源義家が創建した下野国第一の八幡、縁切り門田稲荷神社も
・松原神社(鹿児島市) - 島津貴久を祀る、相殿の家臣平田純貞は歯の神、例祭に神舞五番
・馬場八幡宮 - 平安時代中期に源頼義が創祀、江戸時代以前の本殿が現存する佐竹氏崇敬社
・郡瀬神社 - 宇佐神宮、鷹になって飛翔していた八幡神が住処を要求して建立された瀬社
・乙咩神社 - 宇佐神宮前史、方形周溝墓の上に創建、八幡大神が洗浴したと伝わる乙女水
・筑摩神社(松本市) - 坂上田村麻呂が鬼人征伐、8月10日例祭宵祭の花火大会が夏の風物詩
・篠崎八幡神社 - 神功皇后が大石に立たせた皇子が「穴門は近し」と発した社、飛鳥朝創建
・若宮八幡神社(豊後高田市) - 日本三大裸祭り「川渡し神事」と大松明、ホーランエンヤ
・柏原八幡神社 - 「丹波柏原の厄神さん」飛鳥朝の創祀、2月の厄除大祭は毎年10万人が参拝
・薦神社 - 大分中津に鎮座する大貞八幡宮、宇佐神宮の祖宮、三角池と細川忠興再建の神門
・和布刈神社 - 奈良朝からの和布刈神事が伝わる、関門海峡近くに鎮座、武将・領主の崇敬社
・厳島神社(松山市) - 古墳時代の創祀、10月7日には計4体の喧嘩神輿、虎舞と「人の道」
・奈多宮 - 奈多海岸の沖合の小島・市杵島が、八幡の比売大神の降臨地、4月に御田植祭
・八幡神社(八幡浜市) - 奈良朝初期の創建、伊予の宇佐神宮の元宮、行幸会の最終地点
・大元神社(宇佐市) - 3柱の女神が降臨した御許山山頂に鎮座する宇佐神宮の核心、奥宮
・重蔵神社 - 8月の輪島大祭のキリコ祭り、3月に数百年の歴史ある如月祭、朝市通りに産屋
・佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
・霊丘神社 - 島原の乱の後に奉斎された東照宮、明治期に島原藩主松平氏を合祀、花見の名所
・高知八幡宮 - 南北朝期に創建、山内一豊や歴代土佐藩主の崇敬、明治期から町の氏神に
・穴水大宮 - 西行が歌に詠んだ辺津の入り江に宗像三女神を祀る、北陸最古の絵馬が残る
・姫瀧神社(能登町) - 火宮神社の妃神、8月中旬には両社間を巨大キリコが2往復する祭典
・大嶋神社奥津嶋神社 - 式内二社、天智帝にちなむ「むべ」の実、鎌倉期の「村掟」が現存
・阿智神社(倉敷市) - 応神朝に帰化した一族が奉斎した蓬莱庭園、日本一の「阿知の藤」
・波波伎神社 - 国譲り後の事代主命の荒魂が鎮まった宮、伯耆の総氏神、裏手には福庭古墳
・二宮赤城神社 - 赤城神社の中で唯一「二宮」を称する古社、上野・群馬の赤城山麓に鎮座
・蒲生八幡神社(北九州市) - 小倉最古の社、壇ノ浦の神宝発見祈願、歴代領主からの崇敬
・別宮八幡社 - 国東半島、宇佐神宮の五つの別宮の一つ、7月の御田植祭と、楼門・潮観橋
・隠津島神社(二本松市) - 「木幡の幡祭り」で知られる弁財天の式内社、三重塔や大スギ
・嵐山瀧神社 - 平安期の悲恋と木樵、10月からの春季例大祭・滝の市では滝瀬楽と大名行列
・八津島神社 - 宇佐神領開発で奈良期に創建、大友宗麟寄進の鳥居、10月の大祭では神楽
・石岡神社(西条市) - 神功皇后が奉斎、源頼義が再建、西条だんじり祭りの発祥とも
・下御領八幡神社 - 奈良期創建の備後国分寺の守護神、毛利元就が再建、歴代領主の崇敬社
・城原八幡社 - 竹田市、行宮址に景行天皇と平安期合祀の八幡神を祀る、10月には城原神楽
・若宮八幡宮(高知市) - 長宗我部元親が戦勝祈願、4月「どろんこ祭り」、11月「おなばれ」
・淵神社 - 日本・世界の三大夜景・稲佐山山麓に鎮座、宗像三女神を奉斎、福山雅治ゆかり
・野木神社 - 田村麻呂手植えの樹齢1200年のイチョウ、12月に提灯もみ祭り、フクロウ繁殖
・八坂神社(鹿児島市) - 平安末期に京から勧請、7月後半に祇園祭、六月灯が始まる神社
・八幡宮(豊川市八幡町) - 飛鳥朝に宇佐を勧請、三河国国分寺の守護神、室町期の本殿
・八幡神社(小浜市) - 奈良期創建、元禄期の木造鳥居、9月には若狭最大の秋祭り「放生祭」
・與賀神社 - 肥前国与賀庄の鎮守、中世・近世の多くの建造物、樹齢数百年の大クスノキ
・岡崎八幡宮(宇部市) - 全国に四社しかない御神酒清酒醸造の神社、室町期からの醸造法
・正八幡神社(神田町) - 平安前期に宇佐を勧請、歴代武将の崇敬、5月に神輿渡御
・宗形神社(米子市) - 国史・式内の古社、歴代武将・領主の崇敬、県下有数の宗像古墳群
・宗像神社(白井市) - 印旛沼の北岸台地南側周辺で最古の宗像神社、平成期に整備事業
・東大野八幡神社 - 飛鳥朝の創祀、御神木の子宝スギ、1月には奇祭・井手浦の尻ふり祭り
・忠海八幡神社 - 平安期に宇佐を勧請、モッコクが群生する社叢、祇園祭みこし行事
・伊吹八幡神社 - 源義経が植えさせたイブキ2本が現存、藤堂高虎が崇敬した宇和島総鎮守
・多伎神社(出雲市) - 記紀にない大国主命の娘神で、多伎郷の開発神、「同社」式内を合祀
・諏訪神社(白井市) - 江戸中期の創建、明治に宗像三女神を合祀、境内に富士塚と浅間様
・姫宮神社(宮代町) - 町名の起源、桓武帝の孫姫「宮目」が立ち寄った地、7月に神輿渡御
・彼方神社 - 「おちかた」武内宿禰と忍熊王の戦いの地、『源氏物語』旧跡の式内社
・富部神社 - 江戸初期の創建、清州城主の病気を快癒、10月例祭に享保12年作の山車
・阿須須岐神社(綾部市) - 室町期からの大弓神事、志賀七不思議「ミョウガさん」は2月3日
・瑞丘八幡神社 - 1月厄神祭、10月例祭「陸の自棄獅子」、5月天神祭は小学生の行燈掛け
・佐谷田神社 - 佐谷田の八幡社に神明と住吉が合祀、11月に提灯500個の燈明夜
・厳島神社(京都御苑内) - 平清盛が造成した経が島に創建、後に九条家の鎮守社に
・山口八幡社 - もとの式内小口神社=山口神社、鎌倉期に八幡を勧請、郷社祭りなど
・御前原石立命神社 - そら豆のタブー、現在は本社三殿で早良親王と春日神を祀る
・胸形神社(小山市) - 筑紫宗像を勧請、寒川郡の惣社、エノキの巨木や「花桶かつぎ」
・葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社
・飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社 - 綱掛祭「カンジョウナワ」が有名な日本一長い社名
・乎疑原神社 - 元祖天神・少彦名命を奉斎する社に道真を合祀、天神を混同
・石部神社(加西市) - 奈良期に皇女が海難で上陸後に薨去、門杉、10月石部太鼓
・礒崎神社 - 奈良時代に宗像神と八幡を勧請、赤穂藩の崇敬、奥野将監の屋敷跡
・岸河神社 - 福蔵大明神、境内社に若宮神社、石田三成の供養碑の伝えも
・御井神社(養父市) - もとは御祓山山頂に鎮座、旧暦1月14日に「まいそう祭り」
・伊勢庭神社 - 田地に浮かぶ陸の島、明治合祀、昭和復社、式内・牛庭社の論社
・直江八幡宮 - 源義家が八幡神を合祀、源義経の伝承、上杉景勝や高田藩主の崇敬
・伊勢寺神社 - 室町期に疫病鎮めの神を勧請、明治期に式内3社など27社を合祀
・在田神社 - 有田八幡神社を合祀した、苅田彦命・苅田姫命を祀る式内の古社
・十番稲荷神社 - 末広社と竹長稲荷社が合併、御札「上の字様」、9月例祭、11月酉の市
・宗形神社(赤磐市) - 「血洗いの滝」近く、仁徳天皇が妃を出迎えた「山方の大宮」
・鶴見神社(大阪市) - 近江比叡からの移住者が勧請、頼朝の鶴が評判に、だんじり祭り
・横堤八幡宮 - 南北朝期に男山を勧請、夏と秋にだんじり曳行、一願成就の御神木
・美御前社 - 美人の誉れ高き宗像三女神を祀る八坂神社の境内社、特有の授与品
・厳島神社(関内) - 頼朝が勧請した横濱辨天、洲干弁天・清水弁天とも
・厳島神社(元町) - 元禄期に清水弁天を分祀した杉山弁天、8月夏祭り
・阿良須神社(舞鶴市) - 崇神朝の創祀、壬申の乱で天下鎮静を祈願、志楽庄一宮
・室田八王子神社 - 5月例祭と7月浜降祭で神輿渡御、江戸後期の彫刻ある社殿が現存
・菱沼八王子神社 - 江戸中期再建、正一位の記録、7月例祭で渡御、タブノキの巨樹
・本村八王子神社 - 鎌倉期より崇敬、新田義貞が社参、境内の八坂神社が浜降祭参加
・嚴島神社(茅ヶ崎市) - 戦後に現在地に遷座、当社沿革担う石神弁天、妙音弁財天
・神明氷川神社 - 道灌勧請の二簸川社、多田神社とともに旧雑色村の鎮守、神明を合祀
・宇奈為神社 - 山間部に海神を祀る、後に熊野権現を勧請、地元では今も十二社神社
・入海神社 - 弟橘姫の遺品漂着、10月におまんと、2月と9月に餅投げ、入海貝塚
・阿陀萱神社 - 大国主命と八上姫命の娘が榎の俣に指を挟まれ鎮座した宝石山、巨石
・嚴島神社(総社市真壁) - 屯倉に宮島を奉遷、遷座説ある式内・神神社の参考社
・神神社(総社市) - 三輪山明神、もとは宮山古墳のある高梁川東岸の三輪の地
・大和神社(吉備中央町) - もと八幡神社、式内論社含む旧大和村各社を合祀
・足次山神社 - 東遷で吉備逗留時に神武天皇が創祀とも、10月例祭、4月郷社祭り
・川田八幡神社 - 忌部三女神、鎌倉初期の棟札、10月例祭は勇壮な屋台と特殊な神事
・大神神社(岡山市) - 奈良を勧請、『延喜式』にも四座とある土師宮、二摂社も名社
・宗形神社(岡山市) - 社殿後ろに人骨埋葬の4世紀円墳、玉類や剣なども出土
・嚴嶌神社 - 旧西国街道沿い約200メートルの長い参道、中久世・下久世の産土神
・胸形神社(豊田市) - 矢作川近く、河原に巨石群、往古の要衝越戸港の守護神か
・東八王子神社 - 家康造営と伝わった社殿は幕末に倒壊、式内・長野神社の論社
・松尾八王子神社 - 西ノ宮、10月例祭で屋台曳き回し、境内でも行事、式内論社とも
・當島八幡神社 - 平安期に宇佐を勧請、南北朝期に式内・多理比理神社を合祀
・池宮神社 - 桜ヶ池の「龍神様」とおひつ納め、江戸中期の社殿、国道近くの大鳥居
・物部神社(津市) - 新家の地、ムクノキの巨樹の天王森に鎮座する山辺の宮
・赤崎神社(長門市) - 自然にできたすり鉢状地形の野外劇場「楽桟敷」で楽踊り
・神明宮(五泉市石曽根) - 勧請は平安期とも南北朝期とも、村松藩五社の一つ
・五泉八幡宮 - 五泉城跡、平安前期の勧請、式内の小布勢、宇都良波志か、廣海歌碑
・須賀神社(松阪市嬉野権現前町) - 倭姫命が創建、もと須加権現、初瀬街道の導きの神
・横道下神社 - 創祀年代や由緒不詳、もとは八王子祠とも、旧別当は横知山圓照寺
・都野神社(与板町) - 信濃川舟運の交通の要衝、9月に登り屋台の与板十五夜祭り
・四疋田八柱神社 - 式内・相鹿木大御神社とも、津田神社に合祀も復社、銅鐸出土地
・荻原神社(大台町) - 式内・榎村神社の八柱神社、旧満蒙開拓団の双龍神社を合祀
・夜須神社 - 奈良初期に筑前国夜須郡の社を奉遷、10月に夜通し石見神楽
・須原大社 - 月夜見宮境内社の旧地、式内・川原坐国生神社? 2月お頭舞神事
【主な御神徳(ご利益)】
交通安全、国家安泰、金運、水難除け、技芸・スポーツ上達
宗像大社(福岡県宗像市)に祀られている三柱の女神の総称。タキリビメ、タギツヒメ、イチキシマヒメのこと。
宗像神(むなかたのかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも。
大陸及び古代朝鮮半島への海上交通の平安を守護する玄界灘の神、要として、大和朝廷によって古くから重視された神々である。ムナカタの表記は、記紀では胸形、胸肩、宗形の字を充てる。
『古事記』には下記のような記述がある。
其先所生之神、多紀理毘賣命者、坐胸形之奧津宮。次市寸嶋比賣命者、坐胸形之中津宮。次田寸津比賣命者、坐胸形之邊津宮。此三柱神者、胸形君等之以伊都久三前大神者也。
現在までに様々な形を変え、あるいは単独で、さらに五男三女神の中の三女神として、などのパターンを含め、全国各地に祀られている。
【関連記事】
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・日本三大弁天とは? - 竹生島の都久夫須麻神社、宮島の厳島神社、江ノ島の江島神社
・日本三大伊勢とは? - 表・裏・元という三つの伊勢、裏伊勢は宗像三女神の宗像大社
・京都御苑内の旧邸内社とは? - 宗像神と関連する宗像神社・厳島神社・白雲神社
・次の世界文化遺産候補に「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が決定、2017年夏の登録を目指す
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【宗像三女神を祀る神社】
・宗像大社 - 辺津宮、中津宮、沖津宮からなる、スサノヲ娘の宗像三女神が鎮座する古社
・宇佐神宮 - 神託事件でも知られる八幡宮の総本社、邪馬台国の所在地の候補の一つ
・厳島神社 - 海中に立つ大鳥居が映える世界遺産、宗像三女神を祀る安芸国一宮
・江島神社 - 日本三大弁天の一つ、各時代に厚く崇敬され続け、宗像三女神を祀る
・鶴岡八幡宮 - 源頼朝ゆかりで知られ、江戸期に興隆した、日本を代表する八幡
・田島神社 - 宗像三女神を「田島三神」として祀る、神代創建の肥前国最古の神社
・宗像神社(桜井市) - 880年に筑前から勧請された、春日神も祀られた式内名神大社
・市比賣神社(京都市下京区) - 「皇后陛下勅願所」女性厄除けで有名、御祭神は全て女神
・大野神社(広島市) - 1759年創建、拝殿は当時のもの、不思議な2本の巨大な松
・大野神社(ときがわ町) - ヤマトタケルの創建、秩父妙見信仰 ささら獅子舞が有名
・大野神社(新城市) - 最古の棟札は鎌倉時代、伊勢神宮ともゆかりのある古社
・武水別神社 - 400年続く大頭祭、例大祭前日の仕掛け花火「とんとん」が人気の古社
・日向大神宮 - 顕宗天皇の勅願で創建、応仁の乱で衰微も復興して交通安全祈願で有名に
・福山八幡宮 - 東西本宮が同一規模の社殿を有す、全国的に珍しい形式の備後福山総鎮守
・日牟禮八幡宮 - 成務天皇の即位時の草創、信長由来の左義長と応神天皇由来の八幡まつり
・廣峯神社 - 黒田官兵衛ゆかりの姫路の牛頭天王総本宮、陰陽師の聖地、伊勢参りの出発地
・琴崎八幡宮 - 八幡四神を祀る、靖国神社の創建ともゆかりのある山口宇部市の総鎮守
・大富神社 - 宇佐ともゆかり、住吉・宗像・八幡を同時に祭祀、八屋祇園が有名な式外社
・甲宗八幡神社 - 50年に1度の拝観が行われる神功皇后着用の御甲が御神体、平知盛の墓も
・大水上神社 - 初代讃岐国造が尊信、弘法大師の参籠、屋島の戦いで両氏が祈願した式内
・八幡神社(甲府市宮前町) - 武田信玄が定めた、国中の神主が交代で参籠した甲斐国総社
・朝田神社(山口市) - 周防国五宮、明治期に1郷社6村社が合祀、「村民の敬神深き」社
・伊加奈志神社 - 物部氏一族が祖神を創祀、「総社明神」「惣社宮」と呼ばれた伊予国総社
・十一明神神社(南あわじ市) - 淡路国総社、淡路廃帝が行宮を造営して特に親拝した古社
・總社 - 現代まで姿を維持する全国的に珍しい備中国総社、境内社に式内「野俣神社」も
・総社大神宮 - 聖武勅願からの由緒、オオタタネコの末裔が名を受け継ぐ古社、越前国総社
・宗像神社(京都市) - 国史に宗像大社と同神と明記される皇居鎮護の神、左近の桜など
・雄郡神社 - 586年に宇佐を勧請した国史見在社、松山八社八幡の一社で喧嘩神輿でも有名
・網走神社 - 網走の“弁天様”、明治末期に正式に分霊奉迎も、昭和期には県社に列格
・織幡神社 - 三韓征伐の武内宿禰に由来する、宗像大社に次ぐ社格を与えられた名神大社
・御調八幡宮 - 和気清麻呂の姉が弟の雪冤を祈願して創祀、豊臣秀吉お手植えのしだれ桜
・伊佐爾波神社 - 全国三例しかない八幡造、松山随一の八幡として崇敬された式内の古社
・諏訪神社(湖西市) - 景行期の創祀、7月には「海道の奇祭」遠州新居手筒花火が行われる
・松原八幡神社 - 奈良時代の創祀、戦乱に巻き込まれるたび復興、灘のけんか祭りが有名
・遠石八幡宮 - 推古朝の創建で本朝四所八幡・四大八幡とも、節分祭や「海を渡る神輿」
・日尾八幡神社 - 孝謙天皇の勅願所として社殿建立、脳・神経痛など東道後神社や展望台
・日招八幡大神社 - 宗像大社の勧請が創建の三女神を中心とした珍しい八幡、火災から復興
・桑原八幡神社 - 仁徳期の創建の三島神社を合祀、源頼義・河野氏・松平氏の崇敬得た古社
・朝日八幡神社 - 松山秋祭りの勇壮な喧嘩神輿「鉢合わせ」で知られる、持統朝創建の古社
・還熊八幡神社 - 松山秋祭りでは3体の喧嘩神輿「鉢合わせ」も、河野氏・加藤氏崇敬の社
・離宮八幡宮 - 石清水八幡宮の元宮は「油祖」、信長の楽市楽座で打撃受けるも現代に再興
・善知鳥神社 - ウトウの伝承や和歌が伝わる青森市発祥の地、9月には「青森うとう祭」
・深川神社(瀬戸市) - 奈良期創建の瀬戸の産土神、瀬戸物の陶祖を祀る境内社と陶祖祭
・下野國一社八幡宮 - 八幡太郎源義家が創建した下野国第一の八幡、縁切り門田稲荷神社も
・松原神社(鹿児島市) - 島津貴久を祀る、相殿の家臣平田純貞は歯の神、例祭に神舞五番
・馬場八幡宮 - 平安時代中期に源頼義が創祀、江戸時代以前の本殿が現存する佐竹氏崇敬社
・郡瀬神社 - 宇佐神宮、鷹になって飛翔していた八幡神が住処を要求して建立された瀬社
・乙咩神社 - 宇佐神宮前史、方形周溝墓の上に創建、八幡大神が洗浴したと伝わる乙女水
・筑摩神社(松本市) - 坂上田村麻呂が鬼人征伐、8月10日例祭宵祭の花火大会が夏の風物詩
・篠崎八幡神社 - 神功皇后が大石に立たせた皇子が「穴門は近し」と発した社、飛鳥朝創建
・若宮八幡神社(豊後高田市) - 日本三大裸祭り「川渡し神事」と大松明、ホーランエンヤ
・柏原八幡神社 - 「丹波柏原の厄神さん」飛鳥朝の創祀、2月の厄除大祭は毎年10万人が参拝
・薦神社 - 大分中津に鎮座する大貞八幡宮、宇佐神宮の祖宮、三角池と細川忠興再建の神門
・和布刈神社 - 奈良朝からの和布刈神事が伝わる、関門海峡近くに鎮座、武将・領主の崇敬社
・厳島神社(松山市) - 古墳時代の創祀、10月7日には計4体の喧嘩神輿、虎舞と「人の道」
・奈多宮 - 奈多海岸の沖合の小島・市杵島が、八幡の比売大神の降臨地、4月に御田植祭
・八幡神社(八幡浜市) - 奈良朝初期の創建、伊予の宇佐神宮の元宮、行幸会の最終地点
・大元神社(宇佐市) - 3柱の女神が降臨した御許山山頂に鎮座する宇佐神宮の核心、奥宮
・重蔵神社 - 8月の輪島大祭のキリコ祭り、3月に数百年の歴史ある如月祭、朝市通りに産屋
・佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
・霊丘神社 - 島原の乱の後に奉斎された東照宮、明治期に島原藩主松平氏を合祀、花見の名所
・高知八幡宮 - 南北朝期に創建、山内一豊や歴代土佐藩主の崇敬、明治期から町の氏神に
・穴水大宮 - 西行が歌に詠んだ辺津の入り江に宗像三女神を祀る、北陸最古の絵馬が残る
・姫瀧神社(能登町) - 火宮神社の妃神、8月中旬には両社間を巨大キリコが2往復する祭典
・大嶋神社奥津嶋神社 - 式内二社、天智帝にちなむ「むべ」の実、鎌倉期の「村掟」が現存
・阿智神社(倉敷市) - 応神朝に帰化した一族が奉斎した蓬莱庭園、日本一の「阿知の藤」
・波波伎神社 - 国譲り後の事代主命の荒魂が鎮まった宮、伯耆の総氏神、裏手には福庭古墳
・二宮赤城神社 - 赤城神社の中で唯一「二宮」を称する古社、上野・群馬の赤城山麓に鎮座
・蒲生八幡神社(北九州市) - 小倉最古の社、壇ノ浦の神宝発見祈願、歴代領主からの崇敬
・別宮八幡社 - 国東半島、宇佐神宮の五つの別宮の一つ、7月の御田植祭と、楼門・潮観橋
・隠津島神社(二本松市) - 「木幡の幡祭り」で知られる弁財天の式内社、三重塔や大スギ
・嵐山瀧神社 - 平安期の悲恋と木樵、10月からの春季例大祭・滝の市では滝瀬楽と大名行列
・八津島神社 - 宇佐神領開発で奈良期に創建、大友宗麟寄進の鳥居、10月の大祭では神楽
・石岡神社(西条市) - 神功皇后が奉斎、源頼義が再建、西条だんじり祭りの発祥とも
・下御領八幡神社 - 奈良期創建の備後国分寺の守護神、毛利元就が再建、歴代領主の崇敬社
・城原八幡社 - 竹田市、行宮址に景行天皇と平安期合祀の八幡神を祀る、10月には城原神楽
・若宮八幡宮(高知市) - 長宗我部元親が戦勝祈願、4月「どろんこ祭り」、11月「おなばれ」
・淵神社 - 日本・世界の三大夜景・稲佐山山麓に鎮座、宗像三女神を奉斎、福山雅治ゆかり
・野木神社 - 田村麻呂手植えの樹齢1200年のイチョウ、12月に提灯もみ祭り、フクロウ繁殖
・八坂神社(鹿児島市) - 平安末期に京から勧請、7月後半に祇園祭、六月灯が始まる神社
・八幡宮(豊川市八幡町) - 飛鳥朝に宇佐を勧請、三河国国分寺の守護神、室町期の本殿
・八幡神社(小浜市) - 奈良期創建、元禄期の木造鳥居、9月には若狭最大の秋祭り「放生祭」
・與賀神社 - 肥前国与賀庄の鎮守、中世・近世の多くの建造物、樹齢数百年の大クスノキ
・岡崎八幡宮(宇部市) - 全国に四社しかない御神酒清酒醸造の神社、室町期からの醸造法
・正八幡神社(神田町) - 平安前期に宇佐を勧請、歴代武将の崇敬、5月に神輿渡御
・宗形神社(米子市) - 国史・式内の古社、歴代武将・領主の崇敬、県下有数の宗像古墳群
・宗像神社(白井市) - 印旛沼の北岸台地南側周辺で最古の宗像神社、平成期に整備事業
・東大野八幡神社 - 飛鳥朝の創祀、御神木の子宝スギ、1月には奇祭・井手浦の尻ふり祭り
・忠海八幡神社 - 平安期に宇佐を勧請、モッコクが群生する社叢、祇園祭みこし行事
・伊吹八幡神社 - 源義経が植えさせたイブキ2本が現存、藤堂高虎が崇敬した宇和島総鎮守
・多伎神社(出雲市) - 記紀にない大国主命の娘神で、多伎郷の開発神、「同社」式内を合祀
・諏訪神社(白井市) - 江戸中期の創建、明治に宗像三女神を合祀、境内に富士塚と浅間様
・姫宮神社(宮代町) - 町名の起源、桓武帝の孫姫「宮目」が立ち寄った地、7月に神輿渡御
・彼方神社 - 「おちかた」武内宿禰と忍熊王の戦いの地、『源氏物語』旧跡の式内社
・富部神社 - 江戸初期の創建、清州城主の病気を快癒、10月例祭に享保12年作の山車
・阿須須岐神社(綾部市) - 室町期からの大弓神事、志賀七不思議「ミョウガさん」は2月3日
・瑞丘八幡神社 - 1月厄神祭、10月例祭「陸の自棄獅子」、5月天神祭は小学生の行燈掛け
・佐谷田神社 - 佐谷田の八幡社に神明と住吉が合祀、11月に提灯500個の燈明夜
・厳島神社(京都御苑内) - 平清盛が造成した経が島に創建、後に九条家の鎮守社に
・山口八幡社 - もとの式内小口神社=山口神社、鎌倉期に八幡を勧請、郷社祭りなど
・御前原石立命神社 - そら豆のタブー、現在は本社三殿で早良親王と春日神を祀る
・胸形神社(小山市) - 筑紫宗像を勧請、寒川郡の惣社、エノキの巨木や「花桶かつぎ」
・葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社
・飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社 - 綱掛祭「カンジョウナワ」が有名な日本一長い社名
・乎疑原神社 - 元祖天神・少彦名命を奉斎する社に道真を合祀、天神を混同
・石部神社(加西市) - 奈良期に皇女が海難で上陸後に薨去、門杉、10月石部太鼓
・礒崎神社 - 奈良時代に宗像神と八幡を勧請、赤穂藩の崇敬、奥野将監の屋敷跡
・岸河神社 - 福蔵大明神、境内社に若宮神社、石田三成の供養碑の伝えも
・御井神社(養父市) - もとは御祓山山頂に鎮座、旧暦1月14日に「まいそう祭り」
・伊勢庭神社 - 田地に浮かぶ陸の島、明治合祀、昭和復社、式内・牛庭社の論社
・直江八幡宮 - 源義家が八幡神を合祀、源義経の伝承、上杉景勝や高田藩主の崇敬
・伊勢寺神社 - 室町期に疫病鎮めの神を勧請、明治期に式内3社など27社を合祀
・在田神社 - 有田八幡神社を合祀した、苅田彦命・苅田姫命を祀る式内の古社
・十番稲荷神社 - 末広社と竹長稲荷社が合併、御札「上の字様」、9月例祭、11月酉の市
・宗形神社(赤磐市) - 「血洗いの滝」近く、仁徳天皇が妃を出迎えた「山方の大宮」
・鶴見神社(大阪市) - 近江比叡からの移住者が勧請、頼朝の鶴が評判に、だんじり祭り
・横堤八幡宮 - 南北朝期に男山を勧請、夏と秋にだんじり曳行、一願成就の御神木
・美御前社 - 美人の誉れ高き宗像三女神を祀る八坂神社の境内社、特有の授与品
・厳島神社(関内) - 頼朝が勧請した横濱辨天、洲干弁天・清水弁天とも
・厳島神社(元町) - 元禄期に清水弁天を分祀した杉山弁天、8月夏祭り
・阿良須神社(舞鶴市) - 崇神朝の創祀、壬申の乱で天下鎮静を祈願、志楽庄一宮
・室田八王子神社 - 5月例祭と7月浜降祭で神輿渡御、江戸後期の彫刻ある社殿が現存
・菱沼八王子神社 - 江戸中期再建、正一位の記録、7月例祭で渡御、タブノキの巨樹
・本村八王子神社 - 鎌倉期より崇敬、新田義貞が社参、境内の八坂神社が浜降祭参加
・嚴島神社(茅ヶ崎市) - 戦後に現在地に遷座、当社沿革担う石神弁天、妙音弁財天
・神明氷川神社 - 道灌勧請の二簸川社、多田神社とともに旧雑色村の鎮守、神明を合祀
・宇奈為神社 - 山間部に海神を祀る、後に熊野権現を勧請、地元では今も十二社神社
・入海神社 - 弟橘姫の遺品漂着、10月におまんと、2月と9月に餅投げ、入海貝塚
・阿陀萱神社 - 大国主命と八上姫命の娘が榎の俣に指を挟まれ鎮座した宝石山、巨石
・嚴島神社(総社市真壁) - 屯倉に宮島を奉遷、遷座説ある式内・神神社の参考社
・神神社(総社市) - 三輪山明神、もとは宮山古墳のある高梁川東岸の三輪の地
・大和神社(吉備中央町) - もと八幡神社、式内論社含む旧大和村各社を合祀
・足次山神社 - 東遷で吉備逗留時に神武天皇が創祀とも、10月例祭、4月郷社祭り
・川田八幡神社 - 忌部三女神、鎌倉初期の棟札、10月例祭は勇壮な屋台と特殊な神事
・大神神社(岡山市) - 奈良を勧請、『延喜式』にも四座とある土師宮、二摂社も名社
・宗形神社(岡山市) - 社殿後ろに人骨埋葬の4世紀円墳、玉類や剣なども出土
・嚴嶌神社 - 旧西国街道沿い約200メートルの長い参道、中久世・下久世の産土神
・胸形神社(豊田市) - 矢作川近く、河原に巨石群、往古の要衝越戸港の守護神か
・東八王子神社 - 家康造営と伝わった社殿は幕末に倒壊、式内・長野神社の論社
・松尾八王子神社 - 西ノ宮、10月例祭で屋台曳き回し、境内でも行事、式内論社とも
・當島八幡神社 - 平安期に宇佐を勧請、南北朝期に式内・多理比理神社を合祀
・池宮神社 - 桜ヶ池の「龍神様」とおひつ納め、江戸中期の社殿、国道近くの大鳥居
・物部神社(津市) - 新家の地、ムクノキの巨樹の天王森に鎮座する山辺の宮
・赤崎神社(長門市) - 自然にできたすり鉢状地形の野外劇場「楽桟敷」で楽踊り
・神明宮(五泉市石曽根) - 勧請は平安期とも南北朝期とも、村松藩五社の一つ
・五泉八幡宮 - 五泉城跡、平安前期の勧請、式内の小布勢、宇都良波志か、廣海歌碑
・須賀神社(松阪市嬉野権現前町) - 倭姫命が創建、もと須加権現、初瀬街道の導きの神
・横道下神社 - 創祀年代や由緒不詳、もとは八王子祠とも、旧別当は横知山圓照寺
・都野神社(与板町) - 信濃川舟運の交通の要衝、9月に登り屋台の与板十五夜祭り
・四疋田八柱神社 - 式内・相鹿木大御神社とも、津田神社に合祀も復社、銅鐸出土地
・荻原神社(大台町) - 式内・榎村神社の八柱神社、旧満蒙開拓団の双龍神社を合祀
・夜須神社 - 奈良初期に筑前国夜須郡の社を奉遷、10月に夜通し石見神楽
・須原大社 - 月夜見宮境内社の旧地、式内・川原坐国生神社? 2月お頭舞神事
【主な御神徳(ご利益)】
交通安全、国家安泰、金運、水難除け、技芸・スポーツ上達
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