東京最強の学問の神様、元はアメノタヂカラオを祀り、後に合祀
[住所]東京都文京区湯島3-30-1
[電話]03-3836-0753
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)は、東京都文京区にある神社。菅原道真を祀る天満宮。参拝すれば、御朱印を頂ける。300円。
近代社格は府社、現在は神社本庁の別表神社。旧称は湯島神社、通称は湯島天神。亀戸天神社、谷保天満宮とともに関東三大天神の一社。東京の天神さま32社の一社。
いわゆる江戸二十五天神には諸説あるが、当社は、江戸期から明治期にかけての書籍である下記に、亀戸天神社、平河天満宮とともにすべて記載されるわずか三社のうちの一社(本来的には、この三社が江戸三大天神か)。
・東都御府内天満宮諸社(『菅丞相往来』)
・『武陽菅原詣』収録の天神
・東都七天神(『菅神御一代文章』)
・東都二十五天神(『卯花園漫録』)
・府内天神(『江戸拾葉』)
・菅祠二十五社(『霊神仏之記』)
・御内府及び御内府近辺二十五天神(『天満宮御伝記略』)
・東京天満宮二十五社(『菅原大神千年大祭図会』)
古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られているため、受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れるが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている。
また境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」(1942年)は戦中時の歌として大ヒットした。
御祭神は道真の他、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)。
社伝によれば、第21代雄略天皇2年1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命を祀る神社として創建されたと伝えられている。当宮では、これを機械的に換算した西暦458年を、創建年としている。
南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。室町時代の文明10年(1478年)10月、太田道灌が再建した。
徳川家康が江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には多くの学者・文人が訪れ、崇敬を集める一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の一つ)になり庶民に親しまれた。
江戸期には上野東叡山寛永寺が別当を兼ね、喜見院がその職に当った。元禄16年(1703年)の火災で全焼したが、宝永元年(1704年)に五代将軍徳川綱吉が金500両を寄進して再建。『江戸名所図会』にも記載がある。
明治5年(1872年)、郷社に列し、明治18年(1885年)に府社に昇格した。平成13年(2001年)、神社本庁の別表神社に指定され、平成12年(2000年)3月31日、「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称した。
2月上旬から3月上旬にかけて行われる梅まつりが有名。
【ご利益】
学業成就、合格祈願、家内安全、交通安全、厄除け、開運など(公式HP)
【関連記事】
・関東三大天神 - 東京都にある有力な三天満宮、亀戸天神社・湯島天満宮・谷保天満宮
・江戸三大天神 - 東京区内にある有力な三天満宮、亀戸天神社・湯島天満宮・平河天満宮
・江戸二十五天神 - よく言われるのに資料のない不思議な菅公巡拝、東京の代表的な天満宮
・東京の天神さま32社 - 東京梅風会の会員、リアルタイムの天神信仰の拠点、有力天満宮
・『江戸名所図会』に掲載されている神社 - 文字通り「特筆」に値する江戸期からの名社
・神社の創建年代 - 神代から、神武・神功・継体、そして昭和期まで、主な神社を順に並べた
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキング | 東京都 | 菅原道真
・『日本の神社全国版(77) 2015年 8/4 号 [雑誌]』 - 東京の亀戸天神社、湯島天満宮、根津神社
・東京都の別表神社 | 別表神社とは? - 神社本庁に属する神社の現代版官国幣社
・東京都の旧府社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
[電話]03-3836-0753
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)は、東京都文京区にある神社。菅原道真を祀る天満宮。参拝すれば、御朱印を頂ける。300円。
近代社格は府社、現在は神社本庁の別表神社。旧称は湯島神社、通称は湯島天神。亀戸天神社、谷保天満宮とともに関東三大天神の一社。東京の天神さま32社の一社。
いわゆる江戸二十五天神には諸説あるが、当社は、江戸期から明治期にかけての書籍である下記に、亀戸天神社、平河天満宮とともにすべて記載されるわずか三社のうちの一社(本来的には、この三社が江戸三大天神か)。
・東都御府内天満宮諸社(『菅丞相往来』)
・『武陽菅原詣』収録の天神
・東都七天神(『菅神御一代文章』)
・東都二十五天神(『卯花園漫録』)
・府内天神(『江戸拾葉』)
・菅祠二十五社(『霊神仏之記』)
・御内府及び御内府近辺二十五天神(『天満宮御伝記略』)
・東京天満宮二十五社(『菅原大神千年大祭図会』)
古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られているため、受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れるが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている。
また境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」(1942年)は戦中時の歌として大ヒットした。
御祭神は道真の他、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)。
社伝によれば、第21代雄略天皇2年1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命を祀る神社として創建されたと伝えられている。当宮では、これを機械的に換算した西暦458年を、創建年としている。
南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。室町時代の文明10年(1478年)10月、太田道灌が再建した。
徳川家康が江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には多くの学者・文人が訪れ、崇敬を集める一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の一つ)になり庶民に親しまれた。
江戸期には上野東叡山寛永寺が別当を兼ね、喜見院がその職に当った。元禄16年(1703年)の火災で全焼したが、宝永元年(1704年)に五代将軍徳川綱吉が金500両を寄進して再建。『江戸名所図会』にも記載がある。
明治5年(1872年)、郷社に列し、明治18年(1885年)に府社に昇格した。平成13年(2001年)、神社本庁の別表神社に指定され、平成12年(2000年)3月31日、「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称した。
2月上旬から3月上旬にかけて行われる梅まつりが有名。
【ご利益】
学業成就、合格祈願、家内安全、交通安全、厄除け、開運など(公式HP)
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・『日本の神社全国版(77) 2015年 8/4 号 [雑誌]』 - 東京の亀戸天神社、湯島天満宮、根津神社
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