デカンショ節とは?
兵庫県篠山市が申請したデカンショ節に関連するストーリーが「日本遺産」に認定されたのを受け、同市の23団体などでつくる「日本遺産推進協議会」が2015年5月28日発足し、市内で初会合を開いた。「日本遺産のまち」をより充実させるために必要な提案や事業内容の精査、情報発信を行うと言います。神戸新聞が報じています。画像はデカンショ節の解説分の一部(出典:篠山市<PDF>)。

先に認定されていたのは日本遺産「丹波篠山 デカンショ節 -民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」。決して全国区ではなかったデカンショ節が一気に脚光を浴びています。

デカンショ節は、江戸時代から続く民謡で、明治31年(1898年)、篠山出身の遊学生たちから旧制一高(現東京大学)の学生たちに伝わり、「丹波篠山 山家の猿が 花のお江戸で芝居する♪」で始まる歌は、たちまち多くの学生や若者から愛唱され全国に広まったと言います。

歌詞には、天下普請の篠山城をはじめ、伝統的な特産物である丹波黒大豆・丹波松茸・ぼたん鍋、日本の酒造技術の礎となった丹波杜氏の姿など数多くの歴史文化関連資産が歌いこまれ、有形・無形の文化を伝えています。

篠山市の日本遺産を前面に打ち出した「日本遺産のまち」という取り組み、日本遺産の発表とその認定後から見ても、これだけ明確に打ち出したのは初めてのことかもしれません。是非注目していきたいところです。