全国の八幡宮の総本宮、宇佐神宮(大分県・宇佐市)で2015年5月27日夜、修繕を終えた本殿(国宝)にご神体を戻す「本殿遷座祭」(ほんでんせんざさい)が営まれた。宇佐神宮の遷座祭は昭和の大造営が終了した1941年以来、74年ぶりのことです。西日本新聞が報じています

2012年秋から、本殿の屋根の檜皮(ひわだ)のふき替えなどを行っており、その間、ご神体は“仮住まい”の下宮に移されていました。いわば平成の大造営の後のお引越し。

暗闇の中、たいまつを手に、みこしを担いだ約300人の行列が下宮を出発。参道をゆっくりと歩きながら、本殿のある上宮へとご神体を運んだと言います(大分合同新聞)。

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