樹齢1万5000年の御神木がある境内、天岩戸隠れや五色神祭なども
[住所]熊本県上益城郡山都町大野712
[電話]0967-83-0159

幣立神社(へいたてじんじゃ)は、熊本県上益城郡山都町にある神社。近代社格では郷社。幣立神宮(へいたてじんぐう)とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

社伝によれば、初代神武天皇の孫である健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、阿蘇に下向した際この地で休憩し、眺めがとても良い場所であると、幣帛を立て天神地祇を祀ったという。健磐龍命は阿蘇神社に祀られている。

境内には樹齢1万5000年と伝えられるヒノキの巨樹がそびえる。ここに天孫が降臨し、神霊が留まったとする。

それが主祭神の神漏岐命(かむろぎのみこと)、神漏美命(かむろみのみこと)。当宮はこの二柱を祀り、高天原・日の宮とも呼ばれる。

延喜年間(901年-923年)、阿蘇大宮司友成が神殿を造営し伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の両宮を祀り、幣立社と号した。現在も天照大神が御祭神の一柱になっている。

天照大神の天岩戸隠れに関連して、旧暦11月8日に巻天神祭が行われる。アマテラスの天岩戸からの帰還を祝う。

『日向国風土紀』の「天暗く、昼夜わかず、人道を失い、色別き難しかりき」に基づき、当社では、天岩戸隠れについて、阿蘇の噴火による降灰現象を鎮めるためにアマテラスが籠もったものと解釈する。

天養元年(1144年)には、阿蘇大宮司友孝が阿蘇十二神を合祀し大野郷の総鎮守とした。現在の社殿は、享保14年(1729年)、細川宣紀により改修されたもの。その他、天御中主神も祀られている。

社宝として、火の玉、水の玉、五色神面がある。8月23日の五色神祭も有名。参道沿いにはやはり御神木の五百枝杉(スギ)がある。

なお、当社は進藤彦興『詩でたどる日本神社百選』に掲載されている。

【ご利益】
人類の幸福、世界の平和
幣立神社 - 樹齢1万5000年の御神木がある境内、天岩戸隠れや五色神祭なども
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