住吉祭(すみよしさい / すみよしまつり 住吉祭り)とは、全国各地に分布する住吉神社の例祭などにおける呼称として普遍的に使われているが、最も大規模で有名なのは、住吉神社の総本社である大阪府大阪市に鎮座する住吉大社の例祭、夏祭り。大阪三大夏祭り(大阪天満宮の天神祭、生國魂神社の生玉夏祭)の一つ。
大阪の夏祭りを締めくくる。大阪中をお祓いする「お清め」の意義があり、古くより「おはらい」ともいわれてきた。7月海の日に「神輿洗神事」、7月30日に「宵宮祭」、翌日「夏越祓神事・例大祭」、そして8月1日には、住吉大神の御神霊(おみたま)をお遷した神輿が行列を仕立て、堺の宿院頓宮まで渡る「神輿渡御」が行われる。
神輿洗神事は、住吉祭の8月1日に堺市宿院への神輿渡御に先立って、その神輿を清める神事。神輿を住吉大社から、昔住吉浜であった向かいの住吉公園まで巡行し、海水によって神輿を祓い清める。
無形文化財指定である夏越祓神事は、華麗に着飾った夏越女・稚児らが茅の輪 (ちのわ) をくぐる儀式が行なわれる。五月殿 (さつきでん) で大祓式が行なわれた後、一般市民も行列に参加して、茅(ちがや)を1本取り、祓いながら3度の茅の輪をくぐり本宮に参進する。
神輿渡御は、神輿行列が堺の宿院頓宮まで渡る。平成17年から神輿を担っての渡御が45年ぶりに復活、昔と同じく鳳輦(ほうれん)・神輿が列をなして街道を行き、大和川では川の中を練り廻り、船神輿は船形の山車に乗せられた神輿を地元の子供達が綱で曳いて行く。
【関連記事】
・大阪三大夏祭りとは? - 天満宮の天神祭、生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭
・日本の祭りとは? - 本質的には「慰霊」と「鎮魂」がベースにある、日本人の信仰の根源
・開口神社 - 通称「大寺さん」、千利休ゆかり、9月中旬の八朔祭は堺最古のふとん太鼓
大阪の夏祭りを締めくくる。大阪中をお祓いする「お清め」の意義があり、古くより「おはらい」ともいわれてきた。7月海の日に「神輿洗神事」、7月30日に「宵宮祭」、翌日「夏越祓神事・例大祭」、そして8月1日には、住吉大神の御神霊(おみたま)をお遷した神輿が行列を仕立て、堺の宿院頓宮まで渡る「神輿渡御」が行われる。
神輿洗神事は、住吉祭の8月1日に堺市宿院への神輿渡御に先立って、その神輿を清める神事。神輿を住吉大社から、昔住吉浜であった向かいの住吉公園まで巡行し、海水によって神輿を祓い清める。
無形文化財指定である夏越祓神事は、華麗に着飾った夏越女・稚児らが茅の輪 (ちのわ) をくぐる儀式が行なわれる。五月殿 (さつきでん) で大祓式が行なわれた後、一般市民も行列に参加して、茅(ちがや)を1本取り、祓いながら3度の茅の輪をくぐり本宮に参進する。
神輿渡御は、神輿行列が堺の宿院頓宮まで渡る。平成17年から神輿を担っての渡御が45年ぶりに復活、昔と同じく鳳輦(ほうれん)・神輿が列をなして街道を行き、大和川では川の中を練り廻り、船神輿は船形の山車に乗せられた神輿を地元の子供達が綱で曳いて行く。
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