さかたのみや - 近江国二つ目で最後の地・米原市、元伊勢の第十三
元伊勢「坂田宮」伝承地である坂田神明宮(米原市宇賀野)
元伊勢「坂田宮」(さかたのみや)は、『倭姫命世記』に記載される元伊勢の第十三である。所在地は近江国。現在の滋賀県米原市宇賀野にあたる。

倭姫命が「甲可日雲宮」より遷り、天照大神を2年間奉斎した。天照大神安住の地、現在の伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)を求める長い旅の途上。
(第十一代垂仁天皇)八年[己亥]、淡海国坂田宮に遷幸し、二年間奉斎。この時、坂田君等は、地口・御田を進った。(『倭姫命世記』 口語訳
近江国で二つ目。この後、近江国を離れ、美濃国に入る。元伊勢「坂田宮」の伝承地・候補地は以下の通り。

坂田神明宮

坂田神明宮 - 元伊勢の坂田宮(内宮)と、式内社の岡神社(外宮)という両宮の神社
[所在地]米原市宇賀野
[社格等]式内社 - 県社
[ご利益]方除け、五穀豊穣、財運、開運

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