三重県伊勢市、元伊勢「伊蘓宮」伝承地、伊蘇郷磯村の産土神として尊崇受ける
[住所]三重県伊勢市磯町1069
[電話]0596-37-5261
磯神社(いそじんじゃ)は、三重県伊勢市磯町にある神社。宮川の最下流域左岸の河岸段丘上に位置する。
『延喜式神名帳』にある「礒神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
『皇太神宮儀式帳』に「玉岐波流礒宮」、『倭姫命世記』に「伊蘓宮(伊蘇宮)」とある、アマテラスを奉斎したヤマトヒメが滞在したとされる宮の跡に祀られたのが起源。
『日本書紀』にある「磯宮」ともされる場合がある。元伊勢の一つ。伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の元宮の一つである可能性がある。
ただし、旧地は宮川の洪水で崩壊したため、現在地に遷座したという。
主祭神は天照大神御霊(正殿一座)、相殿神は豊受毘売神、木花佐久夜毘売神。宇都志国玉神(境内社清濱神社)、菊理姫神(白山社)、大山津見神(山神二柱)を合祀する。
近世には伊蘇郷磯村の産土神として八王子社と称されていた。明治になって現社号と改称され、明治8年(1875年)、郷社に列した。
明治41年2月18日、境内社清濱神社、白山社、山神二柱を合祀し、磯町の産土神として奉祀されている。
当社の特殊神事として、須佐之男命の八岐大蛇退治神話の所作を「七起こしの舞」と称し、無病息災、町内安寧、五穀豊穣を願う御頭舞(獅子舞)神事が、毎年2月11日に古式ゆかしく祭行されている。
高向大社の重要無形民俗文化財「御頭神事」と同種のものか。
境内の周囲には白やピンクのツツジが多く植えられ、4月下旬から5月上旬が見頃。「磯のツツジ」として大勢の花見客を迎える。また、隣接するつつじ公園では四季折々の花が楽しめる。
なお、元伊勢「伊蘓宮」の候補地は他に、相鹿上神社(三重県多気郡多気町)がある。
【ご利益】
開運、厄除け、五穀豊穣、安産、家内安全
【関連記事】
・元伊勢「伊蘓宮」(いそのみや) - 元伊勢の第二十二、内宮摂末社の由来譚が多くなる
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
[電話]0596-37-5261
磯神社(いそじんじゃ)は、三重県伊勢市磯町にある神社。宮川の最下流域左岸の河岸段丘上に位置する。
『延喜式神名帳』にある「礒神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
『皇太神宮儀式帳』に「玉岐波流礒宮」、『倭姫命世記』に「伊蘓宮(伊蘇宮)」とある、アマテラスを奉斎したヤマトヒメが滞在したとされる宮の跡に祀られたのが起源。
『日本書紀』にある「磯宮」ともされる場合がある。元伊勢の一つ。伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の元宮の一つである可能性がある。
ただし、旧地は宮川の洪水で崩壊したため、現在地に遷座したという。
主祭神は天照大神御霊(正殿一座)、相殿神は豊受毘売神、木花佐久夜毘売神。宇都志国玉神(境内社清濱神社)、菊理姫神(白山社)、大山津見神(山神二柱)を合祀する。
近世には伊蘇郷磯村の産土神として八王子社と称されていた。明治になって現社号と改称され、明治8年(1875年)、郷社に列した。
明治41年2月18日、境内社清濱神社、白山社、山神二柱を合祀し、磯町の産土神として奉祀されている。
当社の特殊神事として、須佐之男命の八岐大蛇退治神話の所作を「七起こしの舞」と称し、無病息災、町内安寧、五穀豊穣を願う御頭舞(獅子舞)神事が、毎年2月11日に古式ゆかしく祭行されている。
高向大社の重要無形民俗文化財「御頭神事」と同種のものか。
境内の周囲には白やピンクのツツジが多く植えられ、4月下旬から5月上旬が見頃。「磯のツツジ」として大勢の花見客を迎える。また、隣接するつつじ公園では四季折々の花が楽しめる。
なお、元伊勢「伊蘓宮」の候補地は他に、相鹿上神社(三重県多気郡多気町)がある。
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