浜神明社（はましんめいしゃ、濱神明社）は、愛知県一宮市にある神社。近くにある尾張国一宮・真清田神社の境外摂社。『日本書紀』に「美濃」、『倭姫命世記』に「中島宮」とある、アマテラスを奉斎したヤマトヒメが滞在した元伊勢の伝承地の一つ。

御祭神は天照大神（アマテラス）。第十一代垂仁天皇の御字、倭姫命（ヤマトヒメ）が神鏡（つまりアマテラス）を奉載し、美濃国伊久良川の宮より、尾張国中島の宮に遷幸した時に、ここに滞在したことから、地名を神明津または神明渡（しめど）ともいう。当社そのものが「中島宮」とも。

社号は昔は浜辺だったという伝承に由来する。真清田神社の旧別宮の一つであって、本宮である真清田神社の東に鎮座しているため、昔は東神明社とも言った。単に神明社とも。

なお、元伊勢「中島宮」は他に、愛知県一宮市に酒見神社（今伊勢町）、丸宮神明社（現在中嶋宮に合祀、萩原町）、坂手神社（佐千原）、清須市一場に御園神明社がある。

【ご利益】
開運、厄除け、海上・交通安全

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