若宮神社(甲賀市土山町)の摂社、元伊勢「甲可日雲宮」の伝承地
[住所]滋賀県甲賀市土山町大河原1090
[電話]0748-69-0025

皇大神宮(こうたいじんぐう)は、滋賀県甲賀市土山町にある若宮神社の境内摂社。

天照大神を奉斎した倭姫命が4年間滞在した、『日本書紀』に「近江国」、『倭姫命世記』に「甲可日雲宮」とある元伊勢の伝承地の一つ。

伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の元宮の可能性がある。

若宮神社そのものは、社伝によれば、奈良時代の養老2年(718年)に勧請されたと伝えられている。

そのため、「甲可日雲宮」として皇大神宮などと呼ばれる宮か、その跡があったところに若宮神社が創建されたことになる。

現在でも祭祀が続いていることを考えれば、若宮神社創建時も小規模だったかもしれないが、当社は存続していたことが考えられる。

なお、元伊勢「甲可日雲宮」の候補地は多く、その他に、甲賀市に土山町頓宮の甲可日雲、土山町鮎河の三上六所神社に合祀された大神宮社、信楽町多羅尾の高宮神社、甲南町池田の桧尾神社、信楽町牧の日雲神社、水口町神明の日雲宮、水口町東林口の五十鈴神社、水口町高山の笠山神社、水口町北内貴の川田神社、土山町頓宮の川田神社、土山町北土山の田村神社と、湖南市に三雲の上乗寺境内社である神明宮、夏見の神明神社がある。

【ご利益】
開運、厄除け
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