地震除けの神、伊賀国式内社で、元伊勢「隠市守宮」の候補地の一つ
[住所]三重県名張市下比奈知2092
[電話]0595-68-0214
名居神社(ないじんじゃ)は、三重県名張市下比奈知にある神社。御祭神は大己貴命。少彦名命、天兒屋根命、市杵嶋姫命、事代主命、蛭子命を配祀する。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 伊賀国 名張郡「名居神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
『倭姫命世記』にある天照大神を奉斎した倭姫命が2年間滞在した「隠市守宮」の候補地で、元伊勢の一つであり、伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の元宮の可能性がある。
『日本書紀』によれば第33代推古天皇7年、大和地方を中心に大地震があったため、諸国に地震の神が祀られた。伊賀では当社がそれにあたると考えられている。
「ナイ」は地震の古語。であれば、もとの「隠市守宮」の伝承の地が選ばれ、創建された可能性もある。
江戸時代は国津大明神と称し、比奈知川上流に散在する国津神社の惣社であった。九頭竜信仰との関連を指摘する説もある。
明治41年(1908年)には興玉神社及び境内社七社を合祀。例祭は現在、11月3日。
なお、元伊勢「隠市守宮」の候補地は当社の他、同市内に、宇流冨志禰神社(平尾)、三輪神社(現在瀬古口稲荷神社に合祀、箕輪中村)、蛭子神社(鍛冶町)、田村大明神(現在美波多神社に合祀、東田原)がある。
【ご利益】
地震除け、転じてすべての厄災除け。縁結び、医薬・病気平癒

【関連記事】
・元伊勢「隠市守宮」(なばりいちもりのみや) - 大和国を離れ伊賀国へ - 元伊勢
・『倭姫命世記』(6) - ヤマトヒメ、大和国から伊賀国へ巡幸、天皇の代替わり
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
[電話]0595-68-0214
名居神社(ないじんじゃ)は、三重県名張市下比奈知にある神社。御祭神は大己貴命。少彦名命、天兒屋根命、市杵嶋姫命、事代主命、蛭子命を配祀する。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 伊賀国 名張郡「名居神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
『倭姫命世記』にある天照大神を奉斎した倭姫命が2年間滞在した「隠市守宮」の候補地で、元伊勢の一つであり、伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の元宮の可能性がある。
『日本書紀』によれば第33代推古天皇7年、大和地方を中心に大地震があったため、諸国に地震の神が祀られた。伊賀では当社がそれにあたると考えられている。
「ナイ」は地震の古語。であれば、もとの「隠市守宮」の伝承の地が選ばれ、創建された可能性もある。
江戸時代は国津大明神と称し、比奈知川上流に散在する国津神社の惣社であった。九頭竜信仰との関連を指摘する説もある。
明治41年(1908年)には興玉神社及び境内社七社を合祀。例祭は現在、11月3日。
なお、元伊勢「隠市守宮」の候補地は当社の他、同市内に、宇流冨志禰神社(平尾)、三輪神社(現在瀬古口稲荷神社に合祀、箕輪中村)、蛭子神社(鍛冶町)、田村大明神(現在美波多神社に合祀、東田原)がある。
【ご利益】
地震除け、転じてすべての厄災除け。縁結び、医薬・病気平癒

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