宇陀の神武東遷ゆかりの地、元伊勢「阿貴宮」の唯一の比定地 神宮元宮
[住所]奈良県宇陀市大宇陀迫間252
[電話]0745-82-2457 - 宇陀市観光連盟
阿紀神社(あきじんじゃ)は、奈良県宇陀市大宇陀追間にある神社。旧称は阿貴宮、神戸大神宮、通称は神戸明神。
『延喜式神名帳』にある「阿紀神社(大和国・宇陀郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格は県社。
御祭神は天照皇大神、秋田比売神(秋毘賣神など)、邇邇杵命、八意思兼神。本殿は神明造り南向きと、当社が元宮である伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)と全く同じ建て方になっている。
当社古文書では、初代神武天皇が東遷において紀州熊野の難所を越し 大和国宇陀へ出て、当地阿騎野において御祖の神を祀った。
その際、国中へ押出す時、朝日を後に戴き、日神の御位勢を借り、賊軍を打ち払い、御運を開かせたとあるという。
第10代崇神天皇7年に諸国に神所を定め、その際に当社も神戸の号を祀り、勅によって神戸大神宮と贈号を賜った。
崇神天皇60年2月15日、倭姫命は天照大神を奉じて当地に参り、「宇多秋志野宮」を営んで4年間奉斎した。
『皇太神宮儀式帳』にある「宇太乃阿貴宮」、『倭姫命世記』にある「宇多秋宮」の比定地で、元伊勢の一つ。当社は元伊勢「宇多秋宮(阿貴宮)」の唯一の比定地。
安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)に本郷川西岸の現在地に遷座し、その際、現社名へと改めた。江戸時代前期に能舞台が建設され、能が上演されるようになる。
明治35年(1902年)に郷社から県社に昇格した。
夏の「献能 あきの蛍能」が有名。乱舞するホタルと薪能が織り成す幽玄の世界が楽しめる。問い合わせはあきの蛍能保存会事務局(宇陀市役所商工観光課)まで、電話:0745-82-2457。
【ご利益】
開運、満願成就
【関連記事】
・元伊勢「宇多秋宮」(うだあきのみや) - 大和国、元伊勢の第七、ヤマトヒメの第一歩
・『倭姫命世記』(5) - ヤマトヒメ登場、大和国の宇多秋宮、宇陀の地で出会った童女
・奈良県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
[電話]0745-82-2457 - 宇陀市観光連盟
阿紀神社(あきじんじゃ)は、奈良県宇陀市大宇陀追間にある神社。旧称は阿貴宮、神戸大神宮、通称は神戸明神。
『延喜式神名帳』にある「阿紀神社(大和国・宇陀郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格は県社。
御祭神は天照皇大神、秋田比売神(秋毘賣神など)、邇邇杵命、八意思兼神。本殿は神明造り南向きと、当社が元宮である伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)と全く同じ建て方になっている。
当社古文書では、初代神武天皇が東遷において紀州熊野の難所を越し 大和国宇陀へ出て、当地阿騎野において御祖の神を祀った。
その際、国中へ押出す時、朝日を後に戴き、日神の御位勢を借り、賊軍を打ち払い、御運を開かせたとあるという。
第10代崇神天皇7年に諸国に神所を定め、その際に当社も神戸の号を祀り、勅によって神戸大神宮と贈号を賜った。
崇神天皇60年2月15日、倭姫命は天照大神を奉じて当地に参り、「宇多秋志野宮」を営んで4年間奉斎した。
『皇太神宮儀式帳』にある「宇太乃阿貴宮」、『倭姫命世記』にある「宇多秋宮」の比定地で、元伊勢の一つ。当社は元伊勢「宇多秋宮(阿貴宮)」の唯一の比定地。
安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)に本郷川西岸の現在地に遷座し、その際、現社名へと改めた。江戸時代前期に能舞台が建設され、能が上演されるようになる。
明治35年(1902年)に郷社から県社に昇格した。
夏の「献能 あきの蛍能」が有名。乱舞するホタルと薪能が織り成す幽玄の世界が楽しめる。問い合わせはあきの蛍能保存会事務局(宇陀市役所商工観光課)まで、電話:0745-82-2457。
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