安乗の人形芝居(あのりのにんぎょうしばい)
種別1:民俗芸能
種別2:渡来芸・舞台芸
公開日:毎年9月15日、16日
指定日:1980.01.28(昭和55.01.28)
都道府県:三重県
所在地:安乗神社(志摩市阿児町)
三重県志摩市阿児町にある安乗神社の祭礼の際に境内の広場に建てられた専用の舞台において、安乗の有志により演じられる三人遣いの人形芝居である。演目としては「阿波の鳴門」「御所桜堀川夜討」「太功記」「菅原伝授手習鑑」等がある。
安土桃山時代に始まり、400年以上にわたって伝えられている伝統芸能とされる。伝承では、朝鮮出兵の折に現在の安乗神社を参拝した九鬼嘉隆を村人が、もてなすために披露した手踊りが起源とも。喜怒哀楽の表現が素朴で、大胆かつ野趣に富んでいるのが特徴。
毎年大晦日に、神社境内の人形庫の神座に、御簾を垂らし、注連を張って祭られている式三番叟人形(翁、千歳、三番叟)を本殿へ移し、1月2日の日の出を浴びて式三番を舞い納める行事がある。千歳を一番叟、翁を二番叟、三番叟をサンバッサンとも呼んでいる。
安乗の人形芝居は地方に伝承されている代表的な三人遣いの人形芝居であるとともに、特に新年の大漁祈願を目的として式三番を舞わすという民俗と深く結びついたもので、地方的特色を示す民俗芸能として重要なものである。
保護団体名:安乗人形芝居保存会
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・三重県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理
種別1:民俗芸能
種別2:渡来芸・舞台芸
公開日:毎年9月15日、16日
指定日:1980.01.28(昭和55.01.28)
都道府県:三重県
所在地:安乗神社(志摩市阿児町)
三重県志摩市阿児町にある安乗神社の祭礼の際に境内の広場に建てられた専用の舞台において、安乗の有志により演じられる三人遣いの人形芝居である。演目としては「阿波の鳴門」「御所桜堀川夜討」「太功記」「菅原伝授手習鑑」等がある。
安土桃山時代に始まり、400年以上にわたって伝えられている伝統芸能とされる。伝承では、朝鮮出兵の折に現在の安乗神社を参拝した九鬼嘉隆を村人が、もてなすために披露した手踊りが起源とも。喜怒哀楽の表現が素朴で、大胆かつ野趣に富んでいるのが特徴。
毎年大晦日に、神社境内の人形庫の神座に、御簾を垂らし、注連を張って祭られている式三番叟人形(翁、千歳、三番叟)を本殿へ移し、1月2日の日の出を浴びて式三番を舞い納める行事がある。千歳を一番叟、翁を二番叟、三番叟をサンバッサンとも呼んでいる。
安乗の人形芝居は地方に伝承されている代表的な三人遣いの人形芝居であるとともに、特に新年の大漁祈願を目的として式三番を舞わすという民俗と深く結びついたもので、地方的特色を示す民俗芸能として重要なものである。
保護団体名:安乗人形芝居保存会
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