幕末の尊王派重鎮・松平春嶽を祀る、戦後再建された社殿は独特な設計
[住所]福井県福井市大手3-16-1
[電話]0776-22-7662
福井神社(ふくいじんじゃ)は、福井県福井市にある神社。近代社格は別格官幣社、現在は神社本庁の別表神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
福井藩16代藩主で、藩政改革を行い、明治維新の際には徳川親藩・譜代大名の尊王派の中心人物となった松平慶永(まつだいら よしなが 号は春嶽(しゅんがく) 1828年-1890年)を祀る神社として、昭和18年(1943年)に創建された。これが日本最後の別格官幣社の指定となった。
社殿は総檜造りであったが、創建からわずか2年後の昭和20年(1945年)7月19日の第二次世界大戦の戦災で焼失。昭和32年(1957年)福井大学工学部の設計により再建された。
総コンクリート造りで、表面はコンクリート打ち放し、神明造を大幅に変形した傾斜の無いフラットな屋根という、一般的な神社とは大きく異なる独特の様式で全ての建物が統一されている。
社殿前の大鳥居(二の鳥居)も、同じく福井大学工学部の設計によって再建されたもので、貫がない特殊な形をしている。
境内摂社である恒道神社には、幕末の福井藩士、中根靱負(号 雪江)・鈴木主税(号 純渕)・橋本左内(号 景岳)が祀られている。
平成2年6月2日、松平春嶽が明治23年6月2日に63歳で莞去して100年にあたり、その遺徳を偲んで松平春岳公百年祭が斎行された。また、平成5年10月10日には、御鎮座五十年式年大祭が執り行われた。各式年大祭には皇室より奉幣されているという。
なお、春嶽が生前、創建に携わった神社として、同市内に佐佳枝廼社がある。
【ご利益】
文武両道、勝負運、厄除け
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・別格官幣社とは? - 戦国武将や維新原動力の藩主、建武新政の功労者、英霊など
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福井藩16代藩主で、藩政改革を行い、明治維新の際には徳川親藩・譜代大名の尊王派の中心人物となった松平慶永(まつだいら よしなが 号は春嶽(しゅんがく) 1828年-1890年)を祀る神社として、昭和18年(1943年)に創建された。これが日本最後の別格官幣社の指定となった。
社殿は総檜造りであったが、創建からわずか2年後の昭和20年(1945年)7月19日の第二次世界大戦の戦災で焼失。昭和32年(1957年)福井大学工学部の設計により再建された。
総コンクリート造りで、表面はコンクリート打ち放し、神明造を大幅に変形した傾斜の無いフラットな屋根という、一般的な神社とは大きく異なる独特の様式で全ての建物が統一されている。
社殿前の大鳥居(二の鳥居)も、同じく福井大学工学部の設計によって再建されたもので、貫がない特殊な形をしている。
境内摂社である恒道神社には、幕末の福井藩士、中根靱負(号 雪江)・鈴木主税(号 純渕)・橋本左内(号 景岳)が祀られている。
平成2年6月2日、松平春嶽が明治23年6月2日に63歳で莞去して100年にあたり、その遺徳を偲んで松平春岳公百年祭が斎行された。また、平成5年10月10日には、御鎮座五十年式年大祭が執り行われた。各式年大祭には皇室より奉幣されているという。
なお、春嶽が生前、創建に携わった神社として、同市内に佐佳枝廼社がある。
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