初代一豊や千代、山内容堂など土佐藩主歴代を祀る、文化年間起源の神社
[住所]高知県高知市鷹匠町2-4-65
[電話]088-872-3333
山内神社(やまうちじんじゃ)は、高知県高知市にある神社。近代社格は別格官幣社。土佐藩初代藩主山内一豊、同夫人、および土佐藩歴代藩主を祀る。現在は神社本庁に属さない単立神社で、別表神社ではない。参拝すれば、御朱印を頂ける。
文化3年(1806年)、土佐藩十代藩主豊策により、初代藩主の一豊とその夫人の見性院(千代)、二代藩主忠義を祀るために高知城内に造営された藤並神社に始まる。当時、初代藩主を神として祀ることが各藩で行われていたのに倣ったものと言える。天保6年(1835年)、「藤並大明神」の神号が贈られた。
明治4年(1871年)、土佐藩最後(十六代)の藩主で、初代知藩事となった豊範が、藤並神社の御旅所であった現在地に山内神社を創建し、三代忠豊から十四代豊惇までの霊を祀った。翌明治5年(1872年)、山内神社は高知県庁に引き渡され、村社に列格した。
昭和7年(1933年)、十五代豊信(容堂)、十六代豊範の明治維新での功績を顕彰する神社を新たに造ることとなり、山内神社に祀られていた歴代藩主の霊を藤並神社に遷座し、新しい社殿を造営。昭和9年(1935年)4月に竣工し、豊信、豊範を祀る「別格官幣社 山内神社」として創建された。
昭和20年(1945年)、戦火により両神社とも焼失。以降、仮宮で祭祀が行われていた。昭和45年(1970年)、社殿を再建して藤並神社を合祀し、土佐藩歴代の全ての藩主を祀る神社となった。平成2年(1990年)、高知城内にあった熊野・春日・住吉の三社を境内に遷座した。
【ご利益】
厄祓い、清祓い、心願成就、交通安全、家内安全、安産など
初宮詣、七五三詣、厄祓、清祓、心願成就、車祓い、家内安全、安産祈願他(公式HP)
【関連記事】
・別格官幣社とは? - 戦国武将や維新原動力の藩主、建武新政の功労者、英霊など
・別表神社ではない主な神社 - 伏見稲荷、日前・國懸神宮、靖国神社、日光東照宮なども
・高知県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、高知県に鎮座している神社の一覧
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山内神社(やまうちじんじゃ)は、高知県高知市にある神社。近代社格は別格官幣社。土佐藩初代藩主山内一豊、同夫人、および土佐藩歴代藩主を祀る。現在は神社本庁に属さない単立神社で、別表神社ではない。参拝すれば、御朱印を頂ける。
文化3年(1806年)、土佐藩十代藩主豊策により、初代藩主の一豊とその夫人の見性院(千代)、二代藩主忠義を祀るために高知城内に造営された藤並神社に始まる。当時、初代藩主を神として祀ることが各藩で行われていたのに倣ったものと言える。天保6年(1835年)、「藤並大明神」の神号が贈られた。
明治4年(1871年)、土佐藩最後(十六代)の藩主で、初代知藩事となった豊範が、藤並神社の御旅所であった現在地に山内神社を創建し、三代忠豊から十四代豊惇までの霊を祀った。翌明治5年(1872年)、山内神社は高知県庁に引き渡され、村社に列格した。
昭和7年(1933年)、十五代豊信(容堂)、十六代豊範の明治維新での功績を顕彰する神社を新たに造ることとなり、山内神社に祀られていた歴代藩主の霊を藤並神社に遷座し、新しい社殿を造営。昭和9年(1935年)4月に竣工し、豊信、豊範を祀る「別格官幣社 山内神社」として創建された。
昭和20年(1945年)、戦火により両神社とも焼失。以降、仮宮で祭祀が行われていた。昭和45年(1970年)、社殿を再建して藤並神社を合祀し、土佐藩歴代の全ての藩主を祀る神社となった。平成2年(1990年)、高知城内にあった熊野・春日・住吉の三社を境内に遷座した。
【ご利益】
厄祓い、清祓い、心願成就、交通安全、家内安全、安産など
初宮詣、七五三詣、厄祓、清祓、心願成就、車祓い、家内安全、安産祈願他(公式HP)
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