氣多、南宮、多度、熊野、大山祇、高良のわずか六社
近代社格の国幣大社(こくへいたいしゃ)とは、明治期から第二次世界大戦終結まで使われていた、日本の神社の社格を表すものの一つ。祈年祭・新嘗祭に国から奉幣を受ける神社である官社の中で、地方官(国司)が祀るものを国幣社と言い、大、中、小に格が分かれ、その中で大社を国幣大社という。
近代社格:官大 - 国大 - 官中 - 国中 - 官小 - 国小 - 府県社 - 別格 - 護国
近代社格そのものは、明治4年5月14日(1871年7月1日)に太政官布告「官社以下定額・神官職制等規則」により制定されたが、国幣大社は当初、指定がなかった。大正4年(1915年)に国幣中社の気多神社(現・気多大社)などが昇格し国幣大社となったのが始まり。
国幣大社よりも上位とされる官幣大社(官幣社)が、二十二社や天皇・皇族を祀る神社など朝廷に縁のある神社(多くは神宮を号する神社)の他、畿内五カ国、武蔵国、筑前国の官社の神社はすべて官幣社とされた、などの理由で、列格された神社が多数に上って、最終的には60社以上に達したのに対して、国幣大社の指定を受けたのは終戦までにわずか六社のみ。
ここでは、その六社を一覧表示した。
[所在地]石川県羽咋市
[ご利益]産業、医薬、縁結び
[所在地]岐阜県不破郡垂井町
[ご利益]鉱山、鉱業、宝石、金運
[所在地]三重県桑名市
[ご利益]安産、厄除け、八方除災
[所在地]島根県松江市
[ご利益]愛、救い、幸福、縁結び
[所在地]愛媛県今治市
[ご利益]山神、海神、渡航安全、産業
[所在地]福岡県久留米市
[ご利益]商売繁盛、交通安全、安産
【関連記事】
・神社いろいろ - 社格や形式などで神社を分類したまとめ - 近代社格制度
近代社格:官大 - 国大 - 官中 - 国中 - 官小 - 国小 - 府県社 - 別格 - 護国
近代社格そのものは、明治4年5月14日(1871年7月1日)に太政官布告「官社以下定額・神官職制等規則」により制定されたが、国幣大社は当初、指定がなかった。大正4年(1915年)に国幣中社の気多神社(現・気多大社)などが昇格し国幣大社となったのが始まり。
国幣大社よりも上位とされる官幣大社(官幣社)が、二十二社や天皇・皇族を祀る神社など朝廷に縁のある神社(多くは神宮を号する神社)の他、畿内五カ国、武蔵国、筑前国の官社の神社はすべて官幣社とされた、などの理由で、列格された神社が多数に上って、最終的には60社以上に達したのに対して、国幣大社の指定を受けたのは終戦までにわずか六社のみ。
ここでは、その六社を一覧表示した。
氣多大社
[所在地]石川県羽咋市
[ご利益]産業、医薬、縁結び
南宮大社
[所在地]岐阜県不破郡垂井町
[ご利益]鉱山、鉱業、宝石、金運
多度大社
[所在地]三重県桑名市
[ご利益]安産、厄除け、八方除災
熊野大社
[所在地]島根県松江市
[ご利益]愛、救い、幸福、縁結び
大山祇神社
[所在地]愛媛県今治市
[ご利益]山神、海神、渡航安全、産業
高良大社
[所在地]福岡県久留米市
[ご利益]商売繁盛、交通安全、安産
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