日本遺産(平成27年度)
「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~
代表自治体:愛媛県
関連自治体:愛媛県・高知県・徳島県・香川県(各県内 57 市町村)

弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路であり、札所への巡礼が1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。

四国の険しい山道や長い石段、のどかな田園地帯、波静かな海辺や最果ての岬を「お遍路さん」が行き交う風景は、四国路の風物詩となっている。

キリスト教やイスラム教などに見られる「往復型」の聖地巡礼とは異なり、国籍や宗教・宗派を超えて誰もがお遍路さんとなり、地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化である。
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【関連サイト】
『四国遍路』が日本遺産(Japan Heritage)に認定されました - よさこいネット
「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~ - 文化庁(PDF)、構成文化財など

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