日本遺産(平成27年度)
尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市
代表自治体:尾道市(広島県)
関連自治体:尾道市(広島県)

尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は、町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みによって、中世の開港以来、瀬戸内随一の良港として繁栄し、人・もの・財が集積した。

その結果、尾道三山と尾道水道の間の限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに中世から近代の趣を今に残す箱庭的都市が生み出された。

迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、限られた空間ながら実に様々な顔を見せ、今も昔も多くの人を惹きつけてやまない。

尾道には、御袖天満宮艮神社などがあり、『かみちゅ!』などアニメの聖地や、映画の撮影場所としても有名。

なお、類似のものとして、「海の豪商が築いた街並み、寺院群」(2007年)として、美しい日本の歴史的風土100選の一つにも選ばれている。
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【関連サイト】
尾道市が「日本遺産」に認定! - 尾道市
尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市 - 文化庁、PDF。詳細な構成文化財など

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